MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

親娘でMEMEドレス!!

retoto2006-04-02

    

  • 今日は「根津昭義・栄子」ご夫妻のコンサートが市川文化会館で催された。

【根津昭義氏(N響ヴァイオリニスト)・・・栄子様(ピアノ指導者・フィットペダルの考案者)】

今回も栄子さまのドレスを担当させて頂いた。
実は、もうご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、去年のショパンコンクールに名誉あるファイナリストに選ばれた「根津理恵子さん」のご両親様。
またまた実は・・・、今回のリサイタルでお作りしたドレスは、ショパンコンクールの舞台で活躍した理恵子さんがお召しになったドレスと同じ生地で作ったもの。
ワルシャワで娘さんの晴れの舞台を見守っていらしたお母様が、今回、同じ生地で・・とご注文くださった時、とても微笑ましく感じた事だった。
お嬢さんの記念すべきドレスと同じ生地で舞台を飾るなんて、何て素敵なアイディア!
こんなお幸せな親娘はそうはいらっしゃらないだろう!!(^_-)-☆
そんな素敵な「秘密」に携われたことがとてもうれしい。
(右の小さな画像のドレスは、理恵子さんがショパンコンクールでお召しになったもの)

今日の舞台の模様はココからご覧ください。 ↓

http://www.nezu.ms/tubuyaki_e.html

  • ポーランドで頑張っている「理恵子」さんも近日中に一時帰国をし、リサイタルを開くことになっている。

(4月15日・・根津理恵子リサイタルシリーズ『 ショパンをめぐる作曲家たちVol.6』)

http://www.kawai.co.jp/kmf/nezu_4.htm

そのドレスもこれから作る予定。
今回のドレスは、彼女が先日旅行した折に目にした、ジュネーヴレマン湖の輝く綺麗なブルーの色で、シフォンの流れるようなシルエットで作る事になっている。
ご帰国日までに何とか頑張って製作してお届けしなくては・・・!
いろいろいろいろあって、仕事が押せ押せになってしまい、本当に申し訳けないけれど、その分素敵なドレスになるよう頑張りたい!!!

  • 今製作中のオレンジシフォンのドレスの刺繍が、描がいていたイメージとちょっと違ってきて、さてどうしようかしら・・と思案投げ首・・・。

いっそのこと、気になる色のビーズだけ解いてしまおうかな・・・。
刺繍は、刺してみなければ全体のイメージが分からないところがいつも不安になるところ。
生地を手に、その場でビーズの色を選んで頂くので、色はお好みで固められるのだが、さて、刺す段階ではやっぱりいろいろ不安材料が出て来る。
地味過ぎるかしら・・・、華やか過ぎるかしら・・・、目立ち過ぎるかしら・・・、目立たな過ぎるかしら・・・、この色の隣にこの色はおかしいかしら・・・、などなど。
そうやって作ったドレスをお気に召して下さると、私も本当にうれしい。

そういう意味でも、今日のリサイタルのご成功はとてもうきうきするご報告だった!!!