枯れても良いのよ!
そこまで生きて来た「魂」と「経験」と、「風」と「太陽」と「雨」の自然を覚えているでしょ?
それをしっかりと身に纏って、大いなる自然に返って行くのね。
その時、絶対に「生きてきて良かった!」と思うでしょう。
その最後の姿を見て、人によっては「ミジメな枯草」と思うでしょうけど、私には「ここまで風雪に耐えて生きて来た、きらきら輝くような「宝石」に見えるわ・・・。
だから、いいの!いいの!
自分でしか残せない、最後の姿のうつくしさを模索して生きていきたいの。
心が落ち込んだ時、何故か20年も前に手賀沼を散策して撮ったこの美しい枯れた老草画像を取りだしてじっと眺めるのが癖になっている。
いまなら、いまだから、もっとこういう写真を撮りたいものだけれど、歩くのが不自由になって自由に散策も出来ない身・・・。
狭い我が家のベランダ辺りで写真の素材を探してみよう。