- 今日ご近所さまから、福岡のお土産「博多 通りもん」を頂戴した。
このお菓子を食べるのはこれで二回目。
白餡がなんとも言えない食感で忘れられないお菓子だったが、今日また口にする機会を頂き、約10年前のあの時のことを思い出した。
- まだまだ素材作りを始めたばかりのその頃。
ある方の、MEME素材を少しアレンジしたものをご自分用に作って欲しい・・とのご注文に、快くお作りして送付したのがその方とのきっかけだった。
その後、この「博多 通りもん」(明月堂)のお菓子が届いてびっくり!
それを口にして、またまたびっくり!
今まで口にしたことが無いなんとも言えない食感に、いつかまた食べたいなぁ・・と思いながらも、「福岡」限定販売・・・ということで諦めていたものだった。
そのお菓子を今日はからずも口にすることが出来た!
ーーーーーーーーーーーーー
- 【博多通りもん】
5月3・4日に行われる博多どんたく。市民の祭りに、どんたく衣装を身にまとい三味線、笛太鼓でお囃子する人達を博多弁で「通りもん(とおりもん)」といいます。
ーーーーーーーーーーーーー
そんな由来を持つこのお饅頭。
- それにつけても、最初にこのお饅頭をお送りくださった「Rさま」とは、その後10年に亘ってお付き合いさせて頂いていたのだが、最近そちらでご不幸があり、ついご連絡しそびれてのご無沙汰続き、今回この懐かしいお饅頭を目にして胸が熱くなったことだった。
お元気でお過ごしだろうか・・・。
安易な慰めの言葉も掛けられない程の衝撃的な出来事に、おろおろしているだけだった私。
意気地なしの私だったが、遠く福岡の地で頑張っている「Rさま」に、ひとことメールをしてみよう・・・。
そんな「博多 通りもん」だった。