昨夜、日テレで上映された「無言館」を見た。
昔(10年以上前)、デッサンの友達と上田まで行って無言館の作品を拝見したいね!と言いながらも実行できずにいたが、友人が一足先にご主人と行ってきた!とのこと、感無量だったけれど、館に辿り着くまでが老人にはちょっと酷だった…と聞いて、私は行けないかな・・?と諦めかけた時、何と、東京駅の中にあるギャラリーで鑑賞する機会があって、早速家人と駆けつけて、出征兵士たちの絵に対する並々ならぬ執着心と、迫力を
垣間見て、顔を火照らせ、涙ながらに拝見したことだった。
特に印象に残ったのが、「家族の肖像画」だったり、「お母さんの編み物姿」だったり、「自画像」だったり、「心に焼き付けておきたい故郷の風景」だったりだった。
昨日の「劇団ひとり」による映像では、恋人にまつわる絵が取り上げられていたが、残念ながら私の心に残った絵でそのような絵を見た印象がない。
昨日の映像では、無言館を作った窪島氏が実は子供の頃に生き別れた「水上勉」の息子さんだった・・・という逸話が織り込んでいなかったのが残念だった。
その辺の事情は何も知らず、子供時代に不遇な環境で育ち、このような大きな仕事(無言館)を建立した窪島氏にを、心から尊敬する。
テレビの画像をみているうちに、又もや「ふつふつ」と「描きたい!!!」感情が沸き上がってきた。
つと、目についた私のことどものデッサンを・・・。
私が何かあった時、こんな絵も描いていたのね・・・と思ってみたくて・・・。
( *´艸`) (恥)
mugon