・・・、と、ちょっとロマンチックな(?)「宮沢賢治」と「嵐」と「どっどっどど~!」の由来から付けた「どどちゃん」の名称も、余りの可愛さから「どどちゅけ【助】く~ん!」と口走り始めてからは、たちまち、もうひたすら彼らしい「どどめ色」由来の「どど助」でしかなくなってしまったのは残念なこと・・・! (^O^)/
私の癖、名前の後ろに何かくっつけてしまうことが仇になってしまった。
例えば、「ルリ」ちゃんを・・・「ルリリン」
「レト」ちゃんを「レトト」
このように、プラス一声が仇になって「どど助」・・・。
もう、こうなったらやっぱり「どどめ色」の「どど助」ですよね・・・? ( *´艸`)
Pinterestより拝借
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その「どどめ色」のどど助くんが我が家に来てから数日後には、毎年の夏の恒例行事の「山中湖」(職場の福利厚生施設)への旅行が控えていたのが気がかり・・・。
経験者に教えて頂いた「粟をぬるま湯でふやかした餌」を、スプーンで食べさせる技も何とか身に付き、両脇がぷっくりした黄色い嘴の中に粟の実が「ぎゃぎゃぎゃぎゃ」の鳴き声と共に吸い込まれるのが、何とも嬉しくも心地よくて、皆が変わりばんこで食べさせたものでした。
Pintrestより拝借
さて・・・、旅行はどうしようか・・・?と悩んだ末に、彼をティッシュペーパーの空箱に入れて連れて行くことになりました。
餌の「粟」と、お湯のポットと、ティッシュペーパーたっぷりと、彼用の毛布を車に積んで、いざ出発!
勿論、利根川のほとりの小さな小屋で産まれた雑種の白いわんこ、「えりなちゃん」も同行だから、車の中はわやわや・・・。
小学生の息子が二人と私達夫婦、ワンコが一匹と雀が一羽! ( *´艸`)
夏休み恒例の旅行だから取りやめる訳にもいかず、その頃はまだ「車のクーラー」などない時代で、車の窓を開けて「えりなちゃん」の白い毛がぶわ~~ん!と後ろに流れる
のも楽しい光景でした。
そして、高速道路のパークに着くやいなや、ティッシュペーパーボックスの住人を手に載せ、餌をふやかす人、食べさすひと、「えりな」のお散歩を担当する人、トイレに駆け込む人!と、てんやわんやの休憩タイムでした。
車の走行中は、ひっそりと箱の隅に息をひそめて固まっている「どど助」も、パークに着くやいなや、気配を察してバタバタギャーギャー餌をおねだりして大騒ぎ。
彼にとっては初めての高速道路も楽しい思い出になったものでした。
(つづく)