まず、この奇妙な「どどすけ」というの名前の由来を書いてみましょう。
私は宮沢賢治が大好きで、「風の又三郎」の中に出てくる台風のような「風の音」のオノマトペに「どっどっどど~~ど どど~ど ど~」という表現があり、この表現に何故か心騒ぐものがありました。
私が高校の頃に知った「宮沢賢治」の世界でした。
「風の又三郎」は、嵐と共にある町にやってきた一人の謎の少年が・・・という物語の展開で、孤独なけなげな少年の心が私の心と共鳴する感じがして、何かうずうずする程惹かれたものでした。
もしかして、私が7歳の頃に、戦争を避けた疎開で母の実家に数か月お世話になり、その孤独で胸が痛くなるような転校生活を思い出してしまったのかもしれません。
(大人になった今、その原点を探してもう一度「宮沢賢治」を読んでみましょう・・・。)
そんな「風の又三郎」のように、嵐とともに我が家に舞い降りた一羽のすずめ・・・。
(まだすずめとは分からなかったですが・・・)
瞬間に、「風の又三郎」の「どっっどっどど~~っ」というフレーズが頭をかすめ、「どどちゃん~~~!」と心に決めたものでした。
つづく