ぽにょぽにょちゃん達 (手賀沼湖畔)
今朝から我が家にちょっとしたハプニングが・・・。
孫娘が体調不良だからと病院に連れて行ったら、何と! 虫垂炎らしいとのこと。
我が家は、家人と私だけは経験しているものの、若手は誰一人やっていない。
ハードなテニスの部活も引退し、高校受験までにはまだ少し間がある・・・という、絶好な(?)タイミングだったとはいえ、初めての経験に家中大騒ぎ。
夕刻、病院にいるママから「無事手術成功」の連絡が入ったのでもう大丈夫だけれど、やれやれ、びっくりしたりほっとしたり!
昔昔、家人との婚約時代、我が家に遊びに来ていた彼が突然手術をするはめに。
東京の彼の実家に父が電報を打ちに走ったり(その時代は各家に電話が無かった!!)一家でおろおろしたことだった。
とりあえず何事も無く快癒し、程なく結婚した私達は東京の彼の家で新婚生活を始めたが、何と! 一ヶ月後に今度は私が・・・。
よく、盲腸はうつる・・などという迷信があるが、本当にびっくりするような経緯。
勿論、盲腸の先輩は毎日職場からの帰りに必ず病院に顔を見せてくれたものだ。 (^^♪
その折の、おかしくも恥ずかしいお話を。
同居している家人の母(姑)が気を使って、お見舞いの義妹(まだ中学生だった)に持たせてくれた「玉子焼き」。
アルミのお弁当箱に綺麗に並べられた柔らかそうな美しい玉子焼き。
自他共に許すお料理自慢の義母の手になったそれは、病院食に慣れない私には本当に魅力的なものだったことは確かだったが、さて・・・。
まだ初々しかった私は、折角作って下さったその玉子焼きを残してしまう事が申し訳けなくて、何と、ぱくぱくとぜ〜〜〜〜んぶ頂いてしまったのだった。
勿論、義妹にも勧めたけれど「いらない」とのこと、強制する訳にもいかず・・・。
美味しさ半分、姑への気兼ね半分、妹が空き弁当を持ち帰る時間までに何とかしなくては・・という責任感半分・・・、兎に角、 うふふ、 ぎっしり並んだふわふわの黄金色の玉子焼きをぜ〜〜んぶ食べてしまったのだった・・・。
今でもその時の複雑な気持ちを思い出す。
空のお弁当箱を開いて「え〜!?全部食べちゃったの〜?大丈夫かしら・・?」という義母の声が聞こえるよう・・。
だって、退院間近とはいえ、盲腸の手術をしたばかりの嫁だったのだから・・。
その時、どうすればスマートにその場を過ごせたのだろうか・・?と、今でも時々思う。
初々しい嫁の気兼ね・・ととるか、食欲の権化・・・ととるか・・・?
(ちなみに、当時のMEMEは、160cm・49kg とスマートだった! つまり、後年「どすこい」になるなんてまだ夢にも思えない頃だった・・・)
そんな、お馬鹿な盲腸(虫垂炎)の思い出話が出来る今、ほっと一息。 良かった!
がんばれ! 孫むすめ! (^^v