辛夷(こぶし)の花がとりたくて，木の下でどの枝にしようかと迷っておりましたときに，陛下が一枝を目の高さまで降ろしてくださって，そこに欲しいと思っていたとおりの美しい花がついておりました。うれしくて，後に歌にも詠みました。 （美智子さま談）
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今日は、天皇皇后の金婚式だとか。
５０年前、この日に合わせてテレビ（当時は高かった！！）を購入したものだった。
お美しい美智子さまをうっとりと見ていた。
本当に、こんなに美しくも優雅な方が日本にいらしたことが奇跡！！という感じだった。
今ほど、NHKで「象徴天皇 素顔の記録」と題した特集が放映された。
天皇の、「民に添う」生き方に改めて感銘を受けた。
昭和という「苦悩」の時代のケジメを付ける行脚は、ご本人の希望で実現した・・というお話を伺い、「やるじゃない！」（想像外だったので・・）と見直したことだった。
見かけによらず強い心の持ち主だったことに感動。
時々出てくる「プライベート」な場所の映像を拝見して、ちょっと意外だったこと・・・。
「御所」が、あんなに自然の多い場所に、無造作に・・とも言えるように建っていたこと。
イメージと程遠い建物だったこと。
宮殿での諸行事にお出かけの時、７００ｍを徒歩でいらっしゃるとのこと。
しかも、舗装されてはいるものの、林の中の道を・・・。
行事用の正装をされたお二人とお付きの者たちの小さな集団が、林の中を黙々と１０分も歩くという姿が何とも不思議だった。
皇居の中のテニスコートで打ち興じる姿もあったが、家人の弟（宮内庁勤務だった）も、皇太子時代の天皇とお手合わせをさせて頂いた・・という話を思い出し、ここがそうなんだ・・・としみじみ見た。
退職後も宮内庁関連の職場で過ごし、現役のまま二年前に逝った義弟。
その３回忌を間もなく行うことになっている・・・。
それにしてもお若い時の美智子さまの美しいこと！
皇太子さまも今とは違い凛々しかった！！
これから先の皇室を考える時、忸怩たる思いがよぎるが、天皇皇后には、どうぞお健やかに一日でも長生きをして頂きたい・・・と祈りたい。
私たちの金婚式は、あと３年か・・・。
その日を、二人で元気に迎えられることを願うのみ！！！
頑張ろうね！ おじいちゃん！！
