MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

テレビから


  • BSテレビから写した景色。

デジカメだとタイムラグがあって、なかなか「これ!」という画面が上手く捉えられないが、こんなに綺麗に撮れることもある。
それがまた楽しい。

良く見ると、電線のようなものが邪魔をしているが、後で目立たないように修正を加えなくては。

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  • 今夜11時から、衛星第二で放映する「北京 ヴァイオリン」を見るつもり。

毎週木曜日にはずっと見ているが、おとうさん役の俳優の演技に思わずうるうるする場面が多い。
上手い人がいるものだと、感心する。
ヴァイオリンと一緒に捨てられていた男の子を拾い、警察の目を盗んで自分の子として大事に育て、ヴァイオリンのコンクールの世界一を目指す、中国の義理の親子の物語。
貧しく乏しい生活にもめげず、義理の息子に想いをかけて必死に頑張る父親の姿が、本当に素晴らしい。
しかも、過去に何か警察沙汰があったらしく(小さな事件らしいが)、逃亡生活の父親のびくびく感とか、反抗期を迎えた息子におろおろしながらも、親としての威厳を保とうとするいじらしい程の心の動きが表情に的確に表現されている。
ヴァイオリンの演奏がその後どういう風に発展するのか判らないが、その少年を巡り、得体の知れないいろんな人物が登場したり、謎に満ちて展開している。

  • 毎回、番組の最後に「おまけ」という感じで、中国特有の生活の風習や行事の説明が入るのも楽しい。

旅のプロ、関口知宏の「中国鉄道大紀行 〜最長片道ルート36000kmをゆく〜」を見ていて、「あ、これこれ・・!」という独特の風景が出てくると、何だかそこは前に行ったことがあるような優越感と親近感を勝手に感じている。
携帯電話が頻繁に登場したり、現代の中国の生活の豊かさがそこここに出てくるが、それでもやっぱり日本と何かが違うなぁ・・と感じられるのが不思議。
その国特有の「匂い」や「風習」や、考え方、生活様式が有るからだろう。
きっと日本も、いくらアメリカ風になったとはいえ、どこかにそんな「あく」のようなものがあるのだと思う。


さ、テレビの前に!  さささささ!