MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

劣等感

  • 私には劣等意識を刺激する数々のものがある。

有りすぎて悲しくなるので、普段は「そんなもの、し〜らないよん!」と目をつぶって生活しているが、年と共に浄化されてくるのを感じる。
つまり、そんなものは「どうでもいいや・・」という開き直りともいえる。
だって、ここまで生きてこれたのだもの、いいじゃん!・・・って。(^_-)-☆

  • どうしてこんなことを書き出したかというと、お風呂で足をたわしでごしごししていたら(時々たわしが登場する)、急に三十数年前のことを思い出してしまったのだ。

その頃はミニスカートが流行っている頃で、私も(何たることか!)膝上数センチのスカートを作って履いていた。
ある日、立ち話のついでにご近所の方がおっしゃった言葉・・・。
「あなたの膝の後ろって、ちょっと変わっているわよね」・・・・。
「へ?」

  • それ以来ミニは履かなくなったが、はてさて、私の膝の後ろって、どう人様と違っているのか・・・?自分で見ることが出来ないので、こんなおばあになった今でも、まだ「私の膝の後ろは特別なんだぁ・・・!と劣等感。

当時はまだ「どすこい」ではなかったので、人様より、それ程引け目のある足では無かったと思いたいが、あの台詞は何を意味していたのだろうと、ふと思い出してしまった。
今考えると、もしかして、別に「醜い」とか「変だ」とかの意味ではなく、「魅力的」だとおっしゃっりたかったのかもしれないな・・・と思ったりして・・・。(ないない)
(*^_^*)

  • そんな風に、ふと気付けば「年輪」が解決してくれることも多く、人間が丸く(体系も)なっていることに感謝。

「いいの・いいの」と雑念から逃れる術を身に付けて、これからはきっと穏やかな笑顔で生きていけるようになるでしょう。
年を取るってことは、悪い事ばかりではないぞ。  (^_-)-☆