今日のドレスは、玉虫シルクのミディドレス。
若いエネルギーで、地味めなこのドレスを素敵に着こなしてくださった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- これだけドレスを縫っているのに、どうして、ばきっ!とキマッた作品が出来ないのだろう。
いつまで経ったら「これは最高の出来!」と叫ぶ作品に出会うのだろう。
本当に自分ながら情けない。
でも、一枚一枚愛情を込めて世界で一枚しかないものを作り出していく楽しみもまた捨て切れない。
もう67歳。いつまで続けられるやら、そして、最後までこんな自己嫌悪を持ちながら自分の腕を嘆きながら去るのだろうか。
例えそうでも良い。兎に角喜んでくださる方がいらっしゃる限り、頑張ってみよう。
- やっとコンクール用のドレスを発送し、今日からはピンクの可愛いドレスに取り掛かる。このドレスをお召しになる方の事を、後日じっくり書こう。素晴らしい方なのだから!