私がデッサンを始めたのは「58歳」だった。
「女子美」出身の友人に誘われて、右も左も分からないまま近所の「近隣センター」で開催されていた「デッサン会」に入会したのは、入院・手術から3年が経ち、何か始めなくちゃ・・という気持ちが強くなった頃だった。
今から24年前・・・。 (≧▽≦) オントシ58歳!!!
でも、私の母「けい」が独学で油絵を始めたのは70歳過ぎだったと思うので、
そういう意味では58歳なら ま~だまだ・・! という感じ。
そこで、ふと思いだした!
母が私と同じ歳頃に「裸婦」を描いた作品があったわ・・・! と。
誰がモデルなのか・・・?いや、想像の中で描いたものだと思うけど、これを見た時はびっくりしたものだ!
え~~っ? 80過ぎのおばあさんが「裸婦」を描いているぅ・・・!? って!
えへ、そう考えてみると、私ももうすぐ82歳のおばあさんなのに、まだ裸婦を描いているのよね・・・。 自分では全然不自然に思わなかったのだけれど、一般的にみると、かなり不思議な存在なのかも・・・?
今、残された日々に何を埋めるのが一番良いのか・・を思案中の私にとって、ちょっとしたヒントになったかも・・。
しのごの言わずに、全部やればいいじゃん!? と昔なら思っただろう。
実際、「舞台ドレス作成」や「HP素材提供」と「デッサン」の三つの宝物を一緒にこなして楽しんでいた。
でも、今は違う!
一つの事さえやっとこもいいところ。
デッサン教室の階段もマトモに登れなくて、見かねた男性が「よっこらしょ」と用具袋を持ちあげて下さる始末。
私の用具袋は、「パステル」やイーゼル、パステル用紙の冊子等が入っているが、どうしてこんなに重いのだろうとびっくりする程。
そんなひ弱な私を(あ、体格だけはドスコイ・・・ね・・・)皆様励まして後押しして下さるのが有り難い。
23年も続けたのだから、もう少し続けるか・・・! (>_<)
あ~、悩み深し、文化の秋!! ( *´艸`)