MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

車中ウォッチング(ロココ婦人)


さてさて、またまたびっくり!ひっくり返りそうな「リボン大好き婦人」を見つけてしまった!  
(/・ω・)/



めったにこんな「リボン」攻めの風景は有るものではないでしょうに・・。

なんて面白い偶然の電車の風景なんでしょう・・・。






ふわりと乗っていらした、私世代のおばあ様。

くるりと出口の方を向いてお立ちになった後ろ姿は、まるで「竹下夢二」の世界。


ほっそりとなびくウェストに大きな大きなリボンを結び、しなやかな生地が美しく垂れる。


帽子を斜めに被り、ふわりとシルクのオーガンジーの色鮮やかなショールを緩やかに巻いて、そこに首を埋め・・・、腕には白いレースのロング手袋、それにはシャーリングが施され、サテンの白い小さなリボンが上から下までず〜〜っと4〜5個ついていて・・・。


後ろ姿だけ見ていると、「高原のお嬢様」!!の風情。

時々横を向くと、帽子の下に覗く頬が「たらりん〜♪」とこれまたシャーリング風に見えるのが、チト残念!

それにしてもお見事な少女趣味。

お持ちの手提げにも、白いサテンの小さなリボンが・・・、5〜6個。


ドレスの前のデザインがどんなものかしら・・と見ていたら、丁度クルリと前を向かれた。

わ!わ!わ!


胸の両脇から「シャーリング」の嵐!

袖も両方から湧き出るようなシャーリングが重なり、まるで「緞帳の襞」のよう・・・。


もう、まるで、目の前に「ロココ時代」が再現されたような風情・・・。



お顔さえ拝見しなければ(!!)、まるで本当に「高原の風に揺れる少女」のよう。
リボン攻めの努力の甲斐もあって、若々しく初々しい雰囲気が漂う。




昨日の記事のように、首の後ろに小さな黒縮緬のリボンを結ぶだけで「少女ぉ〜!」的にわくわくしていた私。


な〜んだ、私ももう少し若ぶりを頑張ってもいいんだぁ・・・!!  (^O^)/ 
(良くない 良くない ヤメテくで〜!)




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