さてさて、またまたびっくり!ひっくり返りそうな「リボン大好き婦人」を見つけてしまった!
(/・ω・)/
めったにこんな「リボン」攻めの風景は有るものではないでしょうに・・。
なんて面白い偶然の電車の風景なんでしょう・・・。
★
ふわりと乗っていらした、私世代のおばあ様。
くるりと出口の方を向いてお立ちになった後ろ姿は、まるで「竹下夢二」の世界。
ほっそりとなびくウェストに大きな大きなリボンを結び、しなやかな生地が美しく垂れる。
帽子を斜めに被り、ふわりとシルクのオーガンジーの色鮮やかなショールを緩やかに巻いて、そこに首を埋め・・・、腕には白いレースのロング手袋、それにはシャーリングが施され、サテンの白い小さなリボンが上から下までず〜〜っと4〜5個ついていて・・・。
後ろ姿だけ見ていると、「高原のお嬢様」!!の風情。
時々横を向くと、帽子の下に覗く頬が「たらりん〜♪」とこれまたシャーリング風に見えるのが、チト残念!
それにしてもお見事な少女趣味。
お持ちの手提げにも、白いサテンの小さなリボンが・・・、5〜6個。
ドレスの前のデザインがどんなものかしら・・と見ていたら、丁度クルリと前を向かれた。
わ!わ!わ!
胸の両脇から「シャーリング」の嵐!
袖も両方から湧き出るようなシャーリングが重なり、まるで「緞帳の襞」のよう・・・。
もう、まるで、目の前に「ロココ時代」が再現されたような風情・・・。
お顔さえ拝見しなければ(!!)、まるで本当に「高原の風に揺れる少女」のよう。
リボン攻めの努力の甲斐もあって、若々しく初々しい雰囲気が漂う。
昨日の記事のように、首の後ろに小さな黒縮緬のリボンを結ぶだけで「少女ぉ〜!」的にわくわくしていた私。
な〜んだ、私ももう少し若ぶりを頑張ってもいいんだぁ・・・!! (^O^)/
(良くない 良くない ヤメテくで〜!)
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