今、BS5の「魂の旋律 ・ 辻井伸行」という番組を見終わったところ。
http://www.bs-asahi.co.jp/tsujii2013/
PM9時から11時までの二時間、ずっと感動で胸が痛かった。
辻井伸行さんという、天才以上とも言える人がこの世に生まれてきたことに感謝。
彼の生き方、努力、精神の置き所に、心から参ってしまった。
そもそも彼=辻井伸行さんの名前を知ったのは、2006年10月にポーランドで行われた第15回ショパンコンクールの時。
「辻井伸行コール」が音楽系のサイトで物凄い勢いで湧き上がっており、この方は一体、どんな方なのだろう・・と興味を持ち始めたのがきっかけ。
彼こそが今の天才ピアニストだったのだ・・と、感慨深い思いが胸を去来する。
それにしても凄い! 凄すぎる!
ハンディを苦も無く(?)乗り越えた演奏もさることながら、かれの演奏には、表現出来ない「間」の妙が存在するのを聞き逃さない。
どのようにしてこういう神業のような演奏まで漕ぎ着けるのか・・と思う。
普通なら覚えるまでに楽譜を見て練習するだろうに、それも点字の楽譜では間に合わないから・・と、耳だけに頼って練習を進めているそうだ。
これだけのレパートリー(今までずっと彼の演奏場面をテレビで拝見してきたが、数えきれない程の大曲をものにしている)の他にも、「神様のカルテ」「はやぶさ」など、映画やテレビの音楽でも活躍しているとか。
今日の放映の「2012 富士 河口湖音楽祭」(?)でも、自作の曲を数曲披露していたが、何とも言えない嬉しそうな表情で演奏しているのに心が温まった。
底知れぬ才能に驚愕すると共に、彼がその期待に押しつぶされないでいてくれることを祈る。
余りの素晴らしさに、今日は眠れないかもしれない・・・。
最初から、いつも彼を取り上げたドキュメンタリーを作って来たという テレビ朝日!!
有難う!!
これからも素晴らしい彼の生き方・演奏を取り上げて下さいね!
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