今朝は、日暮里にひとっ走り。
先日ご本人とお母様を日暮里にご案内した折に、気に入った生地が見つかったはいいけど、何と!残布の用尺がドレスに足りなかった。
丁度その生地は私が買い置きしてあった物と同じだったので、「手持ちの生地を使って作りますから大丈夫!」ということで帰ってきたのだったが、さて、いざそのドレスを作る番になって、その生地を出そうと探したが、わ〜ん、入れた筈の引き出しに入っていない!!
あちらの引き出し、こちらの引き出し・・・と、唸る程溜まってしまった私の収集生地をひっくり返して探したが見つからない・・・!
時間がもったいない!いっそひとっ走り日暮里まで行ってその生地を買ってこよう!その方が早道だ!
・・・とばかりに、電車に飛び乗った。
のに・・・、何と・・・! 陳列棚にその生地がない!! (ーー;
「欠番生地は、もう少しお待ち頂けば入ります・・・」とのことだったのに、もう一ヶ月近くも経っているのにまだ無い・・・!
慌てて店員さんに聞くと、「あ、それは今月末に入ります」ですって・・・・。 が〜ん。
それじゃぁ 間に合わない!!
仕方なく洋裁部品などを買ってしょぼしょぼと家に帰ったのだった。
でも・・!絶対何処かにその生地はストックしてある筈! と、またまた部屋中の生地探し。
有った!! み〜つけ!
普段使わない引き出しに、ちゃっかりカクレンボしていた生地を見つけてほっとした午前中。
そんなこんなで、午前の貴重な時間をあたあたして過ごした馬鹿な私。
上の絵は、日暮里の「生地問屋街」の道を歩いていた中年の女性の姿。
首の周りに、服と共布で作った【巻きバラ】をいっぱい付けたデザイン。
ご自分で作ったパンツドレスなのだろうが、後ろ姿の上着とパンツの間が4〜5cm開いていて、見ていて「あわわ・・・」
ふと振り返ったお顔を見たら、う〜ん・・・、熟年のお仲間。
紫のパンプスに、同色の「オーストリッチ」の大きなバッグ。
グレーの上等な生地で作ったご自慢の洋服に、ショッキング紫の靴とバッグ・・・、きっと彼女の脳内では、シックなレディなんだろうなぁ・・・。
折角素敵な三点セットでお出かけなのだから、もう少し歩き方に気を付けましょうぉ〜!!
・・・・、と、自分にも言い聞かせたことだった。