(トリノ冬季オリンピックでの荒川静香さんの思い出の演技「トゥーランドット」)
今、NHK杯のフィギアースケートのショートプログラムを見た。
圧倒的な演技で「浅田真央」さんが一位を飾った。
その精巧で優雅でしなやかな演技には、目を見張って魅入った。
かってのトリノオリンピックでのチャンピオン「荒川静香」さんが解説をしていらして、その声を聞きながら、胸が詰まってしまった。
・・・・・というのは、愛しの老犬「レトちゃん」が、今から2年前のトリノ冬季オリンピックの最中、荒川静香さんの演技のトゥーランドット「誰も寝てはならない」の曲とともに召されてしまったのだ・・・・。
プッチーニのオペラ「トゥーランドット」を、世界三大オペラ歌手の一人地元イタリアのパバロッテイが朗々と謳い上げた曲に載せて、荒川静香さんの「イナバウアー」が見事に決まった演技は、世界中の人々の心に残るものであった。
その演技、曲に魅入っていたあの夜、その出来事が起こったのだ・・・。
その時のレトちゃんの神々しいシーンは、永遠に私達の胸に収まっているが、そうであるからこそ尚更なかなか迂闊に書けなかった。
あまりにも美しすぎて、どう表現していいか分からなかったから・・・。
今日の荒川静香さんの静かな声を聞いている内に、そろそろ書いても良いかな・・?という気持ちになっている。
とはいっても、何から書いていいものか・・・と逡巡する。
後でゆっくり静かに振り返りつつ書いてみよう。
(つづく)
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私の風邪もようやく終わりを迎えつつあるのがうれしい。