MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

とうとう・・・

息子夫婦からの「還暦感謝の花束」。   生誕60年の思いが蘇る。

 

間もなく、我が家の長男が「還暦」を迎える!!!  (''ω'')

 

ただただ時が過行く経過に驚くばかり。

 

そこで、先日一足早く彼の息子夫婦が企画した【父親の還暦を「祝う会」】を行った。

 

還暦当事者の希望もあって、焼肉パーティ・・・!

 

      

     

 

私達ジジババ世代には珍しいのでは?と思う「焼肉屋」さん経験。

 

私達夫婦から「まっかっか花束」を・・・。

 

よくぞここまで育って(?)くれました! 
父・母だった私達の出番が終わった感がしみじみ押し寄せ、何だか寂しいような嬉しいような、贅沢な感慨にふけってしまう。

 

 

この子(というのもそろそろお終いだけど)が産まれた60年前の、赤十字病院での逸話を披露して笑ったり、楽しいひとときだった。

 

★ 逸話 ↓

60年前の5月も終わりに差し掛かった寒い日の夜中、彼は産まれた。

その後二人は別々の部屋で一晩過ごし、さて! 初めての二人に朝が訪れた! 

 

明るい光の中、私のベッドに初めてやってくる可愛い私のベビーちゃん!!

 

来た来た! 白いおくるみに包まれて看護師さんに抱かれたむっちり坊やがやって来た!

夢にまで見た私の坊や!

 

「おはようございます! げんきなぼっちゃんですよ!」と私に優しく手渡しながら看護師さんが笑いながら言った言葉が忘れられない。

 

「こちらの坊やは、決まった計量のミルクでは足りなくて、二回もお代わりしたんですよ!」

 

元祖・お代わりくん! 

そういう赤ちゃんは初めてだったそうで、笑いながらのご報告に、「やっぱり~~!」と内心爆笑!

 

実は、私も85年前に産まれた時の体重が「女の子だから【一貫目】だったことにしておこう・・・」と暗黙の記録掲載だったそう・・・。 ( *´艸`)

ちなみに、一貫目とは「4kg」!

・・・にしておいてあげましょう・・・とは女の子だったから・・・ね! ふふ

 

つまり、もっと大きかったということ・・・!  どんだけ~~~!  (*_*;

 

それが今の「どすこいMEME」(今は少し縮んだけれど)の土台。

そのMEMEの子供であることの証拠!  「おかわりくん」 ( *´艸`)

 

でも、ママの「一貫目」より、ず~~っと少ない「3230g」で産まれたのだから、どんまい! ドンマイ!

 

空輸で届いた北海道の赤十字の方のプレゼントの小さな「すずらんの花束」。

5月末に赤十字で産まれた母子にボランティアの方から全員に届く年中行事らしい。

ブルーのリボンが結ばれて二本並んだ小さなすずらんの花束。

たまらなく愛しい。

 

あの時の思いそのままに、すずらんを見ると胸が揺れるのは60年経った今でも・・・。

 

長じて、野球生活に入っても、スマートなピッチャーではなく、「万年キャッチャー」! 中学・高校・大学・・・全て!

逆さに被った野球帽に、鉄格子のマスクをつけて、胸には赤ちゃんの「涎掛け」のような防具を付け、足には「蟹」のような防具を付けてカチャカチャ動き回る・・・。

 

あの部分には防具の為にもっこりした何かを入れて大股を広げて座り込み、その股のところで「グーちょきぱー」のような「怪し」の行動をする我が子に仰天した最初の頃のこと・・・。  ( *´艸`)

 

野球音痴だった私。(笑い)

 

それもこれも、全部60年前の「おかわりくん」の長じた姿だったのだなぁ・・・と、笑いをもって振り返る今日の「還暦祝い」の席。

 

元気にここまで来てくれて、本当にありがとう!

誰よりもあなたのファンであり続けるでしょう。

 

目指すは喜寿!  (早すぎるか・・・)

身体だけはお大事に! 長寿を祈っていますよ!!

 

「おかわりくん」を胸に抱いた時に誓った「世界一いいママになる!!」

は、どうだったのかは分からないけれど、祈りに似た熱い思いだけはこの胸に滾る。

 

還暦まで生きてくれてありがとう!  息子よ!

 

( 息子からみたら、ただの「おばあちゃん」(母)なのに、こんなに盛り上がって「愛」を謳い上げられるのは迷惑至極ですよね! ごめん!ごめん! )