子供たちはそれぞれの世界を持って自分たちの生活を始め、何となく「空の巣症候群」的な気分に陥っていたのが、長男が中学生になり、次男が小学生半ばの頃・・・。
そのころ、家人の両親が急に間を置かずに旅立ち、これまた凄い偶然で、数日後、私の父も庭で池を眺めていて倒れて、私たちが駆けつけるのを待つように逝ってしまい・・・。
本当に最悪の2か月余を過ごした時期。
そんな鬱々とした「プラス=空の巣症候群」の頃に、私はこれから何を楽しみに日々を過ごせばいいのかしら・・・とちょっとうつむき加減な日々を送っていた。
そのころは、義母や義妹(1)や、義弟のお嫁さん達(3)の洋服などもせっせと縫って楽しんでいたのに、義妹も遠くに嫁し、もう私の「端切れ布人生」を喜んでくれる人も傍にいなくなった時期が全部重なった頃だった。
そのころ自分の服を縫っていた一部が下の画像・・・。 ('◇')ゞ
柔らかいウールにミシン刺繍を施して。 無地の薄緑の生地にペイントして仕立て。
ゲストドレス。ちょっとおしゃれに。 次男のお嫁ちゃんのマタニティゲストドレス
着物地でスーツを・・・。 袖にミシン刺繍をして少し華やかに・・・。
黒のシルクにミシン刺繍したゲストドレス。
MEMEドレスでリサイタルの池袋芸術劇場にご招待頂き、いざ!コンサートへ!
白生地にドイツ製の布用ペイントで大きな花を描いた。ちょっと派手・・?
ロングコートもお揃いのペイントで。
袖にミシン刺繍を施した紺のワンピースに、カーテン地で作ったベストとお揃いの帽子
これも、カーテン地で作ったベスト。厚さと言い、柄行きといい、カーテン地最高!
大昔に作った薔薇のブラウスに、これもカーテン地で作ったベストを組み合わせて。
もう、ほんっとに恥ずかしいけれど、これもカーテン地。
六本木でのある会に着ようと作ったのですが、日比谷線の中で、親子三人の女性たちが、チロチロと私の方を見てはコソコソと話をしているのに気付いた!
実は、前日、ことどもにこのジャケットが出来た!と写真を載せていたことを思い出した! もしやして、それを見た方が「あれ・・・、MEMEさん?」と気が付いたとかぁ・・・?!
いやいや、そんな偶然などそうはありませぬ!
「見てみて! あの服、家のカーテン地と同じだよね!え~~?! マジ~?!」
こんなセリフだったと想像します。 ( *´艸`)
それ以来、一度も着用せずに廃棄しましたとさ! ( `ー´)ノ
イギリスから、シベリア経由で送って貰った生地が、た~~~くさん押し入れで唸っているのに、出来たものをこうしてみると、カーテン地での服が多いのは何故・・・? うふふ
義妹の息子さんの結婚式にお召しになったもの。
ちょっと地味だったけれど、上品で素敵でした!
★
まだまだいろいろ縫いましたが、写真が見つからなくて・・・。
「隙間」の時期の洋服の写真を見つけましょう。
また