MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

結婚してからこのかた、ず〜〜〜〜〜〜っと50年間家人の髪を切ってきた。
切る時、鋏を弾き返す程の弾力とボリュームがあったカノ日から、いつしか手ごたえが違って来、今では・・・・。


そんな我が家の歴史を刻んできた「髪きり鋏」は、日本橋の「木屋」のもの。
一切りしただけでその精鋭な手ごたえが分かる程素晴らしい。
しかも、半世紀切ってきても、全然切り心地が変わらないとは凄すぎる・・・!



先日、義妹の引っ越し準備の手伝いに行った折、カーテンのサイズ直しをしてあげた。
その時、義妹が持って来た45年以上使って居ないという「木屋」の裁ちばさみで、ザクッ・・・とカーテンの裾を切ったとたん、びりりと心が痺れた!
先日書いた「ミシン」の持ち主であった義妹は、独身時代に習いに行った洋裁教室で使った時以来しまったままだったとか。


この切り心地・・・!



毎日ドレスの裁断などで裁ちばさみを使って居る私なのに、「木屋」は持っていない。(~_~;)


この素晴らしい切り心地を味わってしまったからには、遅まきながら絶対に手に入れようと決心した。


早速ネットで調べたが、「木屋」とはいっても、「庄三郎」とか「長太郎」とか、「団十郎」とか、いろいろあって、どれが一番いいのか分からない。
しかも、お値段もまちまち。


う〜〜〜〜ん、悩む・・・・。

(とはいっても、どちらにしても2万円前後で手に入るものなのに・・、私って「ケチ」???)(^_-)-☆