恒例の「六本木会」に出席のため、車中の人になった私。
土曜日だということも有って、なかなかの混みよう。
勿論、「あわよくば・・」と【優先席】に突進したことは言うまでもない。
ところが・・・、老人たちがひしめく優先席区域の席に、若〜い青年がすまし顔で座ったまま。
その前には、私と、それに輪を掛けたドスコイさんが二人立ちふさがっているのが目に見えぬか・・・!!という迫力で吊革をぎこぎこさせながらぶら下がっている・・・のに・・・だ。 こわ!
でもでも、この怪獣女たち(知らない同志)にも全然物怖じせず、優雅な涼しい顔で鞄からサングラスを取り出して丁寧にウェットティッシュでなぜなぜしたり、ツンツン髪をかさ上げする仕草を見せたりして、そこだけそよ風が立つような風情・・・。
彼から見たら、自分よりはるかに体格が良いこのむんむん軍団を労わる気持ちなんて100% ゼロだったのだろうなぁ・・。「優先席」だと知っていても・・。
しかも、ぎんぎんに厚化粧して、イアリングをジャラジャラ下げて、如何にも若ぶっている女になんて・・。
(あ、となりの人・・ね)
でも、歳は歳、膝がいたいのよぉ〜〜ん! 理解してぇ〜!! (+_+)
あまりにも色白でたおやかな仕草に、もしかして「女性・・}と思ってブラウスのボタン穴の方向を見定めようと覗きこんだら・・・! すご!
こんなシャツ、初めて見たぁ〜!!
つまり、普通はボタンの穴かがりが男性なら左にある筈だけど、彼のシャツは、右と左に、交互に穴かがりが空いていて、どちらでも有効・・・というものだった!!
ま、汗まみれ軍団も、絶対に席を譲って貰えなさそうな成り行きに、鼻息も少し冷静になったところで乗り換え駅に着いてしまった。
もしかして、若くても身体に不都合がある方だったかもしれないので、勿論責める気はないが、サングラスのお掃除云々は別として、「目に見えない苦痛」を抱えている方だと分かる方法はないものかしら・・と、つくづく思ったことだった。
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そしたら、偶然にも、乗り換えた日比谷線でその解決方法を実行している方に遭遇したのだった!!!
この話はまた明日書きます!
本当に笑えるおじさんも登場しま〜す!! (~_~;)
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