前からちょっと小耳に挟んではいたが、今日の報道で詳しく知った悲惨な事件。
今回の「裁判員裁判」に取り上げられた事件とは・・・。
「自殺を図って意識不明となり、生命維持装置につながれた長男=当時(40)=を刺殺したとして、殺人罪に問われた千葉県我孫子市、無職和田京子被告(67)の裁判員裁判が21日、東京地裁(山口裕之裁判長)で開かれ、検察側は「短絡的な犯行」として懲役5年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は22日に言い渡される。3日間にわたった公判では、母親が最愛のわが子の命を絶つに至った経緯が語られた。 (望月衣塑子)
この事件は、きっとどなたも心揺さぶられ、真剣に向き合ったことだろう。
もし・・・、私の家庭であったなら・・・、どのように行動するだろうか・・・?
胸が痛くなるような事件。
それが・・・、実は、こちらに越してくる前に住んでいた場所の近くで起こった事件だった。
しかも、ご一家ぐるみを良く存じ上げているご家庭・・・。
もう、何と表現したら良いかと迷う。
彼(亡くなった)のご祖父母さまも、スープの冷めない位の距離にお住まいで、素晴らしいご一家のご様子を常に拝見していた者にとっては本当に信じられない出来事で、当時、「彼の大学合格祝いに食事会をしてきたのよ・・・」とお祖母さまが嬉しそうにお話になっていたことを思い出す。
お幸せそのもののご様子を拝見していたものだ。
学者であったお祖父さまが一人、ご高齢ながら頑張っていらしたが、2・3年前に他界されたという噂を聞いた。
このような信じられない事件を知らずに逝かれたことだけがせめてもの不幸中の幸い・・・か。
この「裁判員裁判」について触れているblogを見つけたのでリンクしてみよう。 ↓
http://azukizuki34.blog110.fc2.com/
誰にでも襲ってくる可能性がある出来事。
勿論、皆がこのような手段に突入するとは云えないまでも、苦渋の思いをすると思う。
何だか胸がつかえたような気分の今日。
祈るしかない・・・。