MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

もう4日!!

retoto2005-12-04

  

  • 12月・・・!と思ったら、もう4日になってしまった!

今月はドレスの需要が多くて、本当に一人で製作をコナセるのかしら・・と、ちょっとどきどきしてしまう。
余程キッチリとした日程で計画的に作っていかないと間に合わないことになる・・・。
皆様、首を長くしてお待ちかねだと思うと、本当に瞬時も気が許せない感じ。
今日、一枚発送できた!
綺麗なブルー地に、オフホワイトの花柄レースを被せて、清楚な清楚なドレスが出来た。
明日にでも全体像をここでUPしたいと思う。
摂り合えず今日はリボン部分と生地の感じをUPして・・・。

  • 右の薔薇の花は、1日のリサイタルで頂いてきた薔薇の花。

一人一人に心を込めてお渡ししていた。
初めてのリサイタルの成功に、舞台の最後に涙していた初々しい彼女と重ね合わせて、なんともいえない清清しい気持ちにさせてくれる。
早速画像のトドメておいて、後ほど「素材」としてフローターに保存しよう。

  • 今、NHKの日曜スペシャルを見終わったところ。

多田富雄さん」という、世界的な免疫学者・71歳の、4年前に患った「脳梗塞」からの再生の努力を克明に記録したドキュメント。
素晴らしい研究実績を残し、東大で教え子に慕われていた多田さんを襲った一瞬の出来事、脳梗塞
嚥下機能障害と右半身不随の身を、内科医でいらっしゃる奥様の献身的な介護でここまで再生して来た過程を拝見し、胸が熱くなった!
その後の「前立腺ガン」の宣告も冷静に受け止め、力の限り生きていらっしゃるその源は、原爆で身内を亡くしたことなどにあったとか。
不自由な身体で車椅子で訪ねた「原爆記念碑」の前で、声も無く泣きぬれていらした姿を見て、本当にたまらなくなった。
「やすらかにおやすみください  あやまちは 繰り返しませんから・・」

素晴らしい「免疫学」の権威であると同時に、「能」にも造詣が深く、「原爆忌」「免疫学」に因んだ題材で「能」の新作を作ったり、決してメゲないその生き方に心から感動した!
自分が一日にしてそんな激変した人生を歩むことになったら、この方のような安らかな心でいられるだろうか・・(勿論ご本人も最初から受容は出来なかったにしても)

平々凡々な日常が如何に尊いものかを再考させてくれた番組だった。