昨日、車で１５分程のところにある両親のお墓にお参りに行く。
いろいろの思い出が、ほんの数年前のように思いだされるのに、なんと、ここにお舅様の墓を建てたのが、もう、３８年も前になる。
信じられないような展開だったけれど、それから４０日後にはお姑さまもガンで後を追い・・・。
その間に、２歳に届かない坊やを連れて臨月で里帰りしていた義妹の出産が重なり・・、長男の嫁としては、もう、この世のものとは思えない日々を過ごした２か月だった。
人生に起こる最大の出来事であるお葬式を、４０日で相次いで２回挙げ、その間の看病の為の病院通い、義妹の出産、２歳のチビ君のお世話、遠方よりの泊りがけのお見舞いの方々のご接待・・・。
しかも・・しかも・・、義母の葬儀を終えた数日後、新潟の父が突然倒れたという報に夜行で駆けつけるも、二日後に帰らぬ人に・・・。
本当に、信じられない事が次々起きてしまい、その間、どうして過ごしていたかも思い出せない程の悪夢のような出来事が重なったのだった。
幸い・・といえば、義妹が無事に出産し、義母が病の床でその孫と会えたこと。
今思っても、胸がきゅんとする日々だった。
そんな嵐を乗り越えた日々のことを思い出しながら、家人は、お墓の伸びた植木をチョキチョキ床屋さん。
こころ安らかにここに立てる今の幸せを感謝して手を合わせる。
毎回同行するルリちゃんが、すっかり道順を覚えていて、我が家のお墓への曲がり角をすす〜いと先導する、そのお尻の可愛いこと！！！
父母のお参りが済むと、同じ墓苑に建てた（７年前）義弟の墓に・・。
もこもことお尻を揺らしながら、勝手知ったる・・・という様相で角をすいっと曲がるさまに、これまた笑わせてもらう・・・。
こんな平和な日々が、とてつもなく貴重なのだと感じる日。
