MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

朝のテレビ小説

朝のテレビ小説「アンと花子」が今面白い!!!

毎朝、寝起きの鼻ぐしゅ症状に悩まされながらも欠かさず見ている。

花子の運命や 如何に〜〜!!!  (*'ω'*)



花子さんは、実名の【花】が嫌で、【花子】と呼んでくりょうと小さい時から言っていましたね・・・。



その話題が出てくる度に思い出すのが、私の姉妹の名前・・・。


私の父が、自分の娘達にどうしても「一字」の名前を付けたかったそうで、その理由がこれまた可笑しく、「皇族以外の庶民でも【子】を付けても良いというお許しが出た途端に、猫も杓子も【子】を付けるのが流行ったのに反抗して・・・」だったそうで、私の姉妹5人は、確かに「一字」ずつ貰った。 ('◇')ゞ


順に書いてみると、漢字一字なのにその人の「ひととなり」が偲べて、親の気持ちが心に沁みる。


【 道 】

【 朝 】

【 悦 】

【  】

【 裕 】


ちなみに、私は【 智 】・・・・・。
ちっとも親の願いが届いていないヒトに育ってしまい、申し訳けない!! ('◇')ゞ



前に、「滝沢馬琴」の「里見八犬伝」を読んだ時、登場人物が「一字」の【珠】をも
つ・・という筋書きだったことを記憶している。

我が家の姉妹も、一字の大事な「珠」を貰って其々元気に人生を歩んでいる。
一番上の姉が、89歳・・・?

里見八犬伝」のような「珠」・・・父から貰った大事な【宝物】!!


でも、「智」の字から男の子と間違えられて入学児童通知が「男」だったりしたそうで、今でも「さとし」などと間違えられることも多し・・・! ( ゚Д゚)

でも、私自身はこの名前が大好き!

よくよく考えてみると、我が家の「5勇士」の名前は、苗字の一番上だけ口の形が開く発音だけれど、その下は殆ど全部「口を尖らす」」唇の形になっている・・・。

偶然なのだろうけれど、これがまた楽しい。
でも、歯切れが良くなく、もさつき感は否めない・・・。 ( ゚Д゚)



一つ不可思議なことが・・。

こんな素敵なプレゼントを呉れた、張本人の父が、なんと!全員の名前を呼ぶ時、必ず「智子」「裕子」と呼んでいたこと・・・!!  ('◇')ゞ


なんなんでしょうね・・・、これ・・・!  (^O^)/

確かに「とも」と呼ぶより「ともこ」と呼ぶ方が歯切れが良い・・・。

ちょっと裏切られたような気がしないでもない・・・。 (/・ω・)/



ちなみに、男の兄弟は二人とも二文字。 ('◇')ゞ





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★ 里見八犬伝の【珠】  ↓


犬塚信乃(戍孝) 孝の珠を持つ

犬川荘助(義任) 義の珠を持つ

犬山道節(忠与) 忠の珠を持つ

犬飼現八(信道) 信の珠を持つ

犬田小文吾(悌順) 実名どうり悌の珠を持つ

犬江親兵衛(仁) 仁の珠を持つ

犬坂毛野(胤智) 智の珠を持つ

犬村大角(礼儀) 礼の珠を持つ



あらすじ 

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南総里見八犬伝は、江戸後期に滝沢馬琴が戦国時代に房総半島を支配した里見氏をモチーフに著した「小説」です。
ですから史実上の人物もしくはそれっぽい人物が多数でてきますが、実際の歴史とは関係ありません。
特に八犬士のような主な登場人物は馬琴が創作した架空の人物です。
(モデルはいる人もいるかも)

犬塚信乃(戍孝) 孝の珠を持つ

八犬伝前半の主人公。子供の頃は女として育てられたが本人は男らしい人物である
若くして両親をなくし苦労する。さらに作中で婚約者も亡くす。
後、なき恋人生き写しの里見家の姫と恋に落ちる。
宝刀・村雨丸の遣い手で、映像化された後世の作品では基本的に主人公。

犬川荘助(義任) 義の珠を持つ

両親を亡くした信乃の引き取り先に同じように引き取られ、最初は監視役であったが境遇が同じである事を知ると義兄弟の契りを結ぶ。
主殺しの罪(もちろんぬれぎぬ)で処刑されかかるなど、八犬士随一の苦労人キャラ。

犬山道節(忠与) 忠の珠を持つ

扇谷上杉定正に一族を滅ぼされ父は討死。以降、上杉定正を敵として付け狙う。
上杉定正への復仇の一念のあまり、短気・短慮でトラブルメーカーとなっている
復讐はは結局最後まで失敗に終わる。
火遁の術の遣い手。

犬飼現八(信道) 信の珠を持つ

漁師の息子。母は産後の肥立ちが悪く病死、生活に窮した父は禁猟を犯して漁を行い、死刑の所を追放で済まされる
追放先で犬田小文吾の母の乳を貰って育ち、成長の後は武術の達人に師事した
三国志張飛をモチーフにした活躍をしたりする

犬田小文吾(悌順) 実名どうり悌の珠を持つ

巨漢で相撲を得意とする力持ちで犬飼現八とは幼馴染(乳兄弟)。
犬士になった際に義兄弟と妹を失い家族とも離別する
犬江親兵衛は妹の子である。

犬江親兵衛(仁) 仁の珠を持つ

犬田小文吾の妹の子であり、最年少。
初登場は4歳、両親は小文吾と親兵衛が犬士になった際に死亡。
とは言え幼児の為に祖母と共に安房の知り合いの所に向かうが、途中神隠しにあい伏姫神に育てられる
9歳の時再び世に出たが成人に見間違うほど成長していた。
物語後半の主人公で終いには死者まで生き返らせる薬を使うなどスーパーヒーロー並みの活躍をする
それゆえか高飛車な言動が目立ち、後世の作品では主人公扱いされない事が多い。
弱点は水泳。

犬坂毛野(胤智) 智の珠を持つ

一族を戦乱で滅ぼされて身分を隠して女として育てられ、小文吾と婚約までいったこともある
基本的に演じるのは女性。
自身の敵討ちには成功するものの便乗した犬山道節らの乱入によって恩人を死なせる事になってしまう
仇討ちまでは敵か味方か判らないミステリアスなキャラ、その後は軍師キャラとなる

犬村大角(礼儀) 礼の珠を持つ

最後に登場した犬士。
幼い頃に父を殺してすり替わった化け猫に虐待されるなど、前半生はこの化け猫との戦いに費やしている
珠を飲み込んで膨らんだ妻の腹を姦通と誤解して離縁してしまう。
犬飼現八の助力を得て化け猫を討つが、この際に妻も犠牲になってしまう。
以降、八犬士に合流。古今の書物に精通している物知り

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