MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

おろおろしている間に


(「きくちペット」さまより借用)ハンドルネームにした「レト」とそっくり)





毎日テレビで「大震災情報」を聴くという、今までにない生活時間を費やしている間に、あれれ!もう25日ではありませんか・・・!?
二つのコンサートが「開催延期」となり、急ぎのドレスでがたがたしなくても良くなったとたん、もう、綱が切れてしまったような怠惰な時間を過ごしている私。

何だか再起不能のようになった自分にびっくりしている。
被災した訳でもなく、普通に生活できているのに、心が折れる・・って、きっとこういうことを言うのね・・?と生意気に自分を納得させてみる。

それにしても、東北の被災された皆様のお心はどんなだろうか・・とお察ししてみるが、時には笑顔でお話し下さる表情にはぎすぎす感が無く、絶望の淵にいらっしゃるだろうにみんな柔和なのに感動した。

明日から何処で何をしたら良いのか・・?と迷いの中で生きていらっしゃるだろうに・・。
心から「頑張ってください」と申し上げたい。


そうそう、この「頑張って」の声掛けを嫌だとおっしゃる方が多いようだ。
でも私は、自分にも言って欲しいし、ほかの方にも言うつもり。

「頑張っているのに、これ以上どう頑張ればいいの?」という趣旨のようだが、「お早う」や「今晩は」のように、字ヅラでは無い励ましの気持ちが籠った言葉だと思う。
「お早う」と言われて「お早くなんかないよぉ!」という気持ちになりますか?

「今晩は」と言われて、「今晩どうしようと良いじゃない、放っといてよ」などと思いますか?

「頑張って!」も「お早う」も、その声掛けの一瞬は相手が好きだから言えると思う。
だから、「頑張って」と言って貰えたら、自分は何て幸せな人間関係を持っているのかと感謝するだろう。

「頑張っているのに、この上何を頑張ればいいのよぉ!」とムキる人には私はなりたくない。

肩にそっと手を添えて、温もりを伝えたい・・という気持ちが「頑張って」なのだと思う。


どんな言葉にしろ、私という存在を認めてくれる言葉なのだから、注意でも何でも、私には有難いこと。

その言葉を拒否する事がナウい(古!)という風潮があったとしても、そういう場面では「頑張ってくださいね」と私は言い続けるつもり。



災害に逢った皆様、頑張ってくださいね!!