最近の最新流行は「オール電化」。
我が家のような普通の古い家でも「オール電化にしませんか」との誘いの電話がしょっちゅう掛かって来ていた。
新築マンションなどは「オール電化」が謳い文句。
その度にいつも思っていた。
いつかはこんな時が来る・・・と。
電気は「貯め」ることが出来ないのだから、皆がその風潮に乗って「オール電化」にした場合、毎日毎日確実にそれだけの電力が必要になる訳で、多くのエネルギーを原子力発電に頼っている現在、一日の消費量がまた増えれば、どんどん原子力発電所を増築しないと賄いきれなくなるだろう。
だから、私は断固として「我が家はガスで行きます」と電話で断り続けていた。
我が家の「床暖」はガス、コンロもガス、屋根には「太陽光発電」・・・と、なるべく「原発」に頼らない生活を心がけてきたつもり。
★ これを機会に、「電気はストックが出来ないものである」ことをもう一度考えて欲しい。
スマートなオール電化が進めば、それだけ「日々の必要電力」がぐんぐん伸びて、次次と原子力発電装置が必要になってくることを・・・。
今は、ガスでも「ピピットガスコンロ」のような安全な装置付きのものが出ている。
「鍋無し検知機能」で鍋を置いていない時には点火せず、点火中に鍋を外すと小火になったり、全バーナーにタイマー設定時間がきたら自動消火する「調理タイマー」がついているので、焦がしたり火災を起こしたりの心配はない。
コンロ使用中に震度4以上の揺れを感知すると機器本体が自動的に火を消すので万が一の時に頼れる機能も付いている。
「ごはん」も、我が家はガス炊き!!
ふっくら美味しい昔ながらの「中ぱっぱ」のご飯を自動で炊き上げてくれる。
・・・・・と、オール電化でなくてもスマートな日常は出来るもの。
原子力発電に頼り切っている今の風潮を少し考えてみませんか・・・?