今、東京文化会館で行われたコンサートから帰宅したところ。
昨日来眩暈に見舞われて往生していたが、何とか復帰叶ってのコンサート行。
眩暈と戦いながらのドレス制作だったが、舞台で輝いている彼女の演奏とドレスを見れただけで、全てが報われたと思えた！
今回は、ロンティボー優勝者のベテラン＝「清水和音」氏を主に、日本を代表するチェリストとして有名な「向山佳絵子」氏との三重奏。
ヴァイオリンの部門を受け持った「松田理奈」さんにとっては、大ベテランの中に混じっての共演はさぞお大変だった事と思う。
ドイツから帰国して３日目のコンサートとあれば、中「二日」で「合わせ」の練習をしただけで当日を迎えた訳なのに、まるで魔法のようにぴたりと息が合って、三つの楽器が絡み合う、なんとも言えない雰囲気を醸し出していたのが不思議だった。
満席の熱いため息と拍手で、何回カーテンコールがあっただろう・・・。
ドレスも、そのシチュエーションに添ってのデザインと色と装飾を・・・と、心を込めて作ったのだが、試着出来たのが帰国した「演奏当日３日前」・・・とあって、ちょっとばたついた。
でも、終わり良ければ・・・の例え通り、本当に素晴らしい舞台だったので、ほっと胸を撫でおろしたことだった。
上のドレスはお直し前の画像。
胸のシャーリングを取って、ボトムにもラインストーンを一杯散らした本番用ドレスは、写真を撮る暇もなく発送したので、手元にない。
エンジがかったサテンに、エンジのシフォンを重ねた、ハイウェストのシルエット。
それにしても、素晴らしい演奏会だった！！
三重奏の持つ華やぎと、雅やかな音の重なりの重厚さと、煌く各パートの音色とが渾然とした盛り上がりには、ただただため息・・・。
かくして今日も終わった・・・。
午前中に予定していた「デッサン教室」は、大事を取ってお休みした・・・。残念。
次回は「クロッキー特集」だそうで、これは絶対逃せない・・・！ (^o^)丿
