- NHKで取り上げていた「現代のお墓事情」には思わず笑ってしまった。
祭壇にカードを差込みむと、裏で機械に乗ってごとごと位牌が回り、じゃ〜ん!と出て来る仕組み。
かかる時間は「30秒」。何処かの即席めんのコマーシャルを思い出してしまった。
「30秒待つのだぞ・・・」 (>_<)
もっと笑ってしまったのは、インターネットでのお墓参り。
お墓の画像の上でひしゃく画像が画面に出てきて、じゃ〜!と水を流す。それに、ビールのジョッキをお墓の前に供え、ジョブジョブと泡と共にビールを満たす・・・。
これだけ手の混んだアニメーションを作った素材屋さんは何方でしょう・・・。(>_<)
- 私は、そういう形式的なことには拘らない代わりに、亡き人の尊厳を守って差し上げる「法要」方法を取っている。
かの人の人柄の良いところを偲び、悪口はもとより、触れて欲しくない部分は忘れて差し上げる・・・、それだけでどんな具体的な供養をするよりも喜んで頂けると思う。
そして、ゆくゆくは私もそうして欲しいと思う。
- お線香やチンやぽくぽくや、賛美歌・お経なども、嗅覚と聴覚を刺激して、「私は今立派にお参りしています」という自己暗示に掛ける小道具に思えてしまう。
(これはあくまでも私の考えで、もしかして違うかもしれないが・・・)
もし違うとしてても、私自身は形式やシキタリよりも「心」で供養をして欲しい。
- とはいっても、年に数回のお墓参りはやっぱり気持ち良い。
墓石を磨き上げ、周囲の木を短く刈り込んで、さっぱり気分を味わわせて貰うのも年中行事の良さ。
これも「亡き人」からのプレゼントだといつも思う。
めったに会わない親戚とお墓の前でバッタリあったりのオマケも・・・。
- もうすぐ8月のお盆シーズン。
みんなの無事を報告にお墓参りに行こう。