- 今日は、芸大に隣接する「旧奏楽堂」でリサイタルの打ち合わせに。
１６日の声楽のリサイタルのドレスを担当しています。
明治23年に創建されたこの奏楽堂は日本最古の木造の洋式音楽ホールで、国の重要文化財に指定されています。 ↓
http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/
「二階にある音楽ホールは、かつて滝廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューを飾った由緒ある舞台です。正面のパイプオルガンは、大正9年に徳川頼貞侯がイギリスから購入し、昭和3年に東京音楽学校に寄贈したものです。アボット･スミス社製でパイプ総数1,379本。いまでは世界でも珍しい空気式アクション機構の、わが国最古の貴重なコンサート用オルガンでやわらかな音色が魅力です。」との説明があります。
確かに階段の手すりなども古色蒼然として、ヒビが入っている箇所も多く、赤い絨毯も歴史を感じます。
舞台が二階にある関係から、ドレスを着た状態で二階まで階段を登り、しかも、客席から丸見えの正面から、また何段かの階段を登って舞台に上がるという仕組みになっているので、ドレスの裾さばきにはちょっと神経が必要。
今回もプリンセスラインのロングなので、階段を上がる時に裾を持ち上げて如何に綺麗に舞台にすっきりと登るかを話合った。
伴奏の方との衣装の釣り合いなどの相談も・・・。
兎に角、今回のドレスは素敵に決まった！！
本当にお似合いで、見惚れるような雰囲気。
大成功！ １６日が楽しみだ！
