MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

もしも・・・

もしも、「あなたの余命は半年です」と医者に告げられたら、どうしますか・・・?

「自分がやりたいことを存分に経験してその日を迎えてください」・・・と。

 新聞か雑誌か忘れたけれど、昔、そう告げられた方が選んだ「その日」までの過ごし方を読んでびっくりしたことがあった。

 

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「私は、洋裁が大好きです。 だから、よそ様のものをも縫わせて貰っています。

まだ出来上がって居ないものもあるので、それを縫って過ごします。

それを終える頃に丁度「その日」が来る感じですので、それで満足です」

・・・・、何処かに旅行をするとか、美味しいものを食べ歩くとか、いろいろあるでしょうが、その方の幸せな日々とは、「洋裁をすること」だったのですね・・・。

一見、何とも貧弱な「幸せ」のように思うけれど、もしかしたら、そんなに好きなことを一途にずっと続けてこれたその方は、誰よりも充実した素晴らしい人生を生きてこられたのかもしれません。

 

今日、あるテレビを見ていて思いだしたそんな出来事。

 

う~ん・・・、私ももっともっと若かったらそんな答えを出していたかも・・・。

でも今は、やりたくても身体が言うことを聞いてくれません・・・。( *´艸`)

それに、やりたいことが多すぎて、わさわさそわそわしている内に半年は過ぎてしまいそう。

結局、一途に突き進める何かを持っている方が、一番幸せなのかも・・ね。

 

春先に咲いた我が家の蔓薔薇。