数年前にNさんからプレゼントしていただいた「クリスマスローズ」。
寒い冬を乗り越えて、今年も一杯花を咲かせた優等生。
少し色が寂しいけれど、それがまた愛おしい。
力強く蕾を割って開いた花を見た瞬間、小さいながらもじっと冬を耐えて生命の輝きを見せてくれる貴さを知る。
この蘭も昨年ご近所様から頂戴した鉢を越冬させたもの。
小さな蕾を付けたのを発見した時、巡り来る季節を見つけたような感動があった。
こんな小さな花でさえ、寒さに耐えて命を次世代に花開かす術を知っている。
何と愛しいことか・・・。
最近、年と共にいろんな事に「耐える」ことが難しくなったような自分。
少し情けない・・・。
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