MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

谷津干潟

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-12-08&ch=21&eid=23700
★   たったひとりの反乱「ヘドロの干潟をよみがえらせろ」



大量のゴミを一人で拾い続け、再生不能と言われた干潟を甦らせた男がいた。世論を動かし市民とともに行政の埋め立て計画を撤回させた。10年にわたる孤独な闘いを描く。

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東京湾最奥部に、渡り鳥の楽園・谷津干潟がある。国設鳥獣保護区ラムサール条約湿地の約40ヘクタールの干潟だ。かつて大量のゴミがあふれ、市の方針、住民の要請により、埋め立てが決まっていた。その計画を覆したのは、新聞配達員・森田三郎だった。再生不能といわれた干潟で、ヘドロにまみれ一人でゴミを拾い続けた。10年にわたる奮闘は、世論を動かし埋め立て方針を撤回させた。なにが男の気持ちを駆り立てたのか?


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今、NHKのドキュメンタリー 【たったひとりの反乱「ヘドロの干潟をよみがえらせろ」】
を見終わったところ。
感動で胸が一杯だ。




★あの辺は、昔「谷津遊園」や「薔薇園」があり、「潮干狩り」も楽しめて、子供達を連れて良く遊びにいったものだ。
潮の匂いがして、のどかな風景だった・・・。
そこがこんな変貌を遂げていたなんて、信じられない思い。

視界一杯に広がるマンション群・・・、当時はそんなものは一つも無かった・・・。
谷津遊園のコーヒーカップに乗ってぐるぐる回り、酔ってしまった事など、思い出しながら見ていた。


森田三郎さんの10年にわたる孤独の戦いがあり、このような、国設鳥獣保護区ラムサール条約湿地の約40ヘクタールの干潟にまで回復させてくれたなんて、本当に凄いことだ。
「一人の力」など、何の役にもたたない・・・と思いがちだが、ここに素晴らしい手本を見た感じがした。
それにしても、今もせっせとビニールなどを拾って環境を整備し続けていらっしゃる姿勢に感動した。
「陸が綺麗にならない限り、川や海や干潟は綺麗にならない」という言葉に思わず頷いた。