MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

車中ウォッチング(明日どうする?)


  • 午後から所要で出かける。

電車の前の椅子に座っている女性・・・、ちょっと可愛い。
清楚な面持ちと、赤いブラウスのちょうちん袖(・・・って今どき言うかぁ?)がマッチして、うん、良い感じ・・・・。
足元は、今はやりの「ボーン(骨)シューズ」。

  • と思ったのも束の間だけ。   

ごそごそと赤い大きなバッグから取りいだしましたる・例のポーチと鏡。
それからの25分の奮闘は、例によっての人目も憚らぬ真剣勝負。
だんだん、だんだん、目が釣りあがり、全くの別人かぁ?と思うほどに変身しだし、勢い余って、隣の空いた席にも使いかけの小道具をちょっと置いたりして、睫を少しでも長くしようとブラシでこするのに夢中。




  • そこに乗り込んできたおじさん。

座ろうとした席に眉ペンシルらしき小道具が置いてあるのを「チラリ」と見て、ちょっとヒルンダかな?と思った瞬間、何と!「どっしん」とその上から座ってしまったぁ〜〜!!!
ももの辺りに棒のような感覚が触っているだろうに、しっかりと目をつぶって知らん顔。

  • くだんの彼女はそんな事情は知るよしもなく、すっかり変身した顔を満遍なく鏡に映して納得するや、ごそごそと取り出したのが・・・・!  わ、赤い縁の大きなサングラス!

前にもそんなシチュエーションがあったが、まさに又同じことが・・・。
せっかく25分塗り捲った目を、茶色のサングラスでしっかり隠し、おまけに、前髪を引き寄せ、おばけ〜〜〜のように顔を覆ってしまった・・・。



何のための25分だったのさ・・・。



ところで、おじさんの太ももに敷かれた眉ペン、どうなっただろうか・・・。
明日の朝、お化粧をしようとした彼女を襲うパニック! 
眉無しでご出勤か?  (>_<)


いえいえ、例のサングラスがありますワイ!