MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

身辺整理

retoto2006-02-05

ジョイフル本田へ行くと、あれこれ巡っているだけで半日は過ごせるほど物が豊富。
細長い「隙間引き出し」を買うのが一番の目的。
少しこれで家の中整理整頓しなければ・・・。
どんどん物が溜まってくると、何だかとっても焦ってしまう。
只でさえお片付けが苦手な私。だから、なるべく物を買わないように心がけている。
それでも増えていくのには全く参る!
先日は、昔の写真を整理して要らない写真や写真帳を捨てようと決心し、一日だけは熱心に台紙から剥がしたり捨てたりしたのだが、残りはそのままリビングの隅に押しやらやられたまま。これを何とか早く処分しなくては。
この年になると、イザという時の為に身軽にしておきたいという気持ちが強くなってくる。
残された者にとっては、その時、どう整理したら良いか分からないと思う。

  • 「絵」を趣味にしていたある方が亡くなり、間もなくして、作品のキャンバスが一まとめにゴミの集積所に捨ててあった・・・という話を聞くにつけ、ご本人にとってどんなに大事なものでも、イザ世代が代われば「ゴミ」になるのだから、迷惑がかからない内に何とか身軽くしておかなければといつも思う。

と思いながらも、やっぱり捨てられないのだなぁ・・・これが。

  • そんなこんなで、物は増やしたくないのだが、せめて整理整頓だけはやっておかなくては・・・。あぁ・・、これが一番苦手!!

で・・、「隙間引き出し」。駄目だこりゃぁ!(^_-)-☆

  • 春の使者、ピンクのチューリップを一束買ってルンルン。

明日、朝の光の中で撮影し、春の素材を作ろう。

う〜〜〜〜んと、暫く唸っていた。
いわゆる「大地の子」(中国残留孤児)を育ててきた中国の義母たちが、子供が日本へ永住帰国したため取り残され、この「楼」で余生を過ごしている。
日本へ帰国した子供たちにとっても、日本は決して住み易い環境ではなく、日本語が話せない事等がネックでなかなか就職にも付けず、結局「生活保護」を受けて生活するはめになっているのが現状らしい。
でも中国に置いてきた義母も年をとり、病気等で気が弱くなり、娘達に会いたい・・と切望するさまは、本当に涙なくして見れないシーンだった。
借金までして中国に会いに行った娘も、その10日間は生活保護費が削除されるという。そんな現実を垣間見て、なんて日本の行政はシビアなのだろうと腹が立ってきた。
いらないところで無駄な税金を注ぎ込んでいるのに、恩ある養父母への訪問位何とか手助けできないものか・・・。
こんなところに使うのだったら、高い税金も少しは納得するかもしれない。
私は無力で何にも出来ないけれど、こんな現実を知ったことだけでも一歩進んだと思う。
10日間の滞在を終え、病気の義母を置いて日本へ帰る女性の涙顔が頭から離れない。
多分これが最後の逢瀬かもしれないのに・・・。

  • 11時10分から、「老犬」を取り上げた番組が始まる。

NHKの予告映像みて、我が家のレトちゃんと同じような老犬の姿が悲しい・・・。
愛しくて、愛しくて、何とか長生きして欲しいのだが・・・。