明日4日に、76歳を迎える私。
「年令」の数字だけが先回りして行くようで何とも変な感じだけど、確実にそれだけ生きてきたことはホントの事。
それだけ生きたのなら、もう少し「お利口」になってもよさそうなものを、実態はそうもなっていない模様。
それなりに悟っても良いのかもしれないがなかなかそうもいかず、煩悩はまだまだまだまだ続くだろう。
こんなミットモナイ外見になっても、心は昔のまま・・というところが悩ましい。
誰がどう見ても立派な「おばあちゃん」なのだけれど、最初から「おばあちゃん」では無く、乙女時代もあったという過去は若い人にはきっと想像出来ないだろう。
かくいう私も、自分の身になってみるまでは確かに「おばあさん」は前から「おばあさん」だったようにしか見て居なかった・・・。
「花のかんばせ」・・・、艶やかな頬にクレナイの血潮・・、振り返れば誰でも通ってきた美しき世代。
よわいを重ねて、張りつめた頬は「ちりめん」になり、重力に対応し、恐ろしいまでに正直な道を辿っている。
哀しいことに、昔のままの心を置き去りにして身体だけが老けて行く恐ろしさ・・・。
いっそ、心も全て一緒に老いてくれたらどんなに楽だろう。
などと言いながらも、明日は76歳の誕生日。
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毎年恒例の孫からのプレゼント「卓上カレンダー」を成田山の帰りの一足早いお祝いの食事会で貰う。
週めくりのワンコのカレンダーは、私たちを一年間楽しませてくれる。
うふ、飾り場所は・・、ご想像通りかも・・。 孫達もそれを承知だから「ソレデイイノダ〜!」(^_-)-☆
孫達がまだ小さかった頃にお小遣いからプレゼントしてくれていたものが、もう十何年も続き、今では完全に固定したプレゼント。
成人した孫達だけど、このままずっと「恒例」を続けてくれたらうれしいな・・・。
私にとっては一週間ごとの「週めくり」のわくわく感をプレゼントして貰っているのだから。
私には、勿体ないような家族が居てくれる。
ありがとう。
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