今日は、音大准教授のＫさまの「還暦お祝いパーティ」が銀座で開かれた。
全国からお弟子さん達が馳せ参じての温かい会で、サプライズとしての贈り物を「赤いドレス」にしようと幹事さん達の内緒の計画で・・・。
イタリアンシルクのこんなドレスに仕上げた。
会場で皆様の前にご披露した筈だけれど、お気に召して下さると良いな・・・。
皆様へのご招待状の表紙に、私が描いたこの肖像画を印刷してお出し下さったとか。
お恥ずかしいような絵だけれど、心だけはお伝え出来たかな・・？
これからますますのご活躍をお祈りしております。
★ーーーーーーーーーー★
今、ＮＨＫの教育テレビで、 ＥＴＶ特集「弁慶の復活〜中村富十郎父子 勧進帳に挑む〜」を見た。
人間国宝・７９歳の歌舞伎俳優、中村富十郎さんが５月２７日、「勧進帳」で１３年ぶりに弁慶を演じ、義経役は１０歳の長男、鷹之資さん。大舞台に挑む父子のドキュメント。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人間国宝・歌舞伎立役の最長老、中村富十郎さんが２００９年５月２７日、大舞台「勧進帳」に挑んだ。これまで数々の名優が演じてきた「勧進帳」の弁慶。富十郎さんにとっては１３年ぶりのこと。強じんな体力を必要とするこの役柄を７９歳の役者が演じるのは、長い歌舞伎の歴史でも初めてのことである。義経役はまだ１０歳の長男・鷹之資さんが演ずる。父は子に何を伝えたかったのか？ 父と子の姿を２か月にわたって追う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（ＮＨＫ番組表より）
感動した！
長じてからのご結婚で、しかも、７０歳からお二人のお子さんを設けた・・というニュースを記憶しているが、その当時は「まぁまぁ・・・」というちょっとびっくりの感想だった。
つい何年か前のような気がしていたが、その息子さんがもう１０歳にご成長になり、こんな演技が出来る役者になっていたなんて・・・。
弁慶の激しい動きの演技を７９歳の父上・富十郎さんが立派にやり遂げ、息子さんの鷹之資君が初々しく「義経」を演じ、それに、富樫役の「中村吉右衛門」の演技には本当に参った！
思わず涙が・・・。 兎に角凄い！
他にも染五郎をはじめとした若手歌舞伎役者の怱々たるメンバーの共演もあり、そんな中、義経を演じきった１０歳の鷹之資くんには本当に感動した！
これからの次代を担う役者として、大いに期待したい！
