MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

「うすばかげろう」の羽のようなドレス

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小林美恵 ヴァイオリニスト Mie Kobayashi - ホーム | Facebook

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先日お作りした、「うすばかげろう」の羽のようなドレスをお召しの画像を拝借しました。

あまりにも美しく着こなして下さり、しばし、ぼぉ~!と眺めていました。

まるで「妖精」のよう・・・。

ヴァイオリンの世界では屈指の超絶技巧で名を馳せ、世界的に超凄い方のドレスを扱わせて頂いていること自体が私の誇りなのだけれど、こんな風に美しく舞台を飾って下さるのを拝見すると、やっぱり「もう年だからリタイヤします」は言えなくなってしまう。

何しろ、もう、三十年以上もず~~~っとお作りしているのだから・・・。

 

本当に、本当に、このドレスをお召しのこの画像には魅入ってしまった。(誇)

!(^^)!

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秋色ドレスを・・・ということで、「柿」色のタイシルクのドレスもお作りしました。

そのドレス画像とお召しになった画像は近日中にUPしますね。

 

 

 

べにはるか

昨日のNHKの「ためしてガッテン」で「べにはるか」を取り上げていた。 (^O^)/

画像からも「お・い・し・そう~~~!」が伝わってくる!

「今までにない食感」という部分を強調して取り上げていたが、確かに我が家も昨年あたりから「これ!!!」という感じになっていた。

「ほくほく」から「しっとり」の感覚だろうか・・・?

甘さも増し、本当に【スイーツ】感覚。

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その番組を見ながら、つい、70年程前の「さつまいも」の味を思いだしたことだった。

薄茶色の皮で、食べると「じゃりじゃり」固くてまるで甘さが感じられなく、今から考えると「さつまいも」とはとても同列には並べられないシロモノだった。

 

あの頃に比べたら本当に信じられない位に美味しい「さつまいも」が食べられることに感謝!だ。

 

戦中戦後食べていた上記の「さつまいも」は、食す為ではなく、飛行機等のための「燃料」を生成するために作られていたものだったようだよ・・・と家人が呟いた。

 

そうだったのか・・・。

それでも、口に入れるものがあることに幸せを感じていたあの頃・・・。

 

それに比べ、「あれが美味しい!」「これでなくては!」とグルメを探求して満足を得ようと必至な今の人々・・・。

 

今から考えると、「家畜飼料用」とも言える配給物資だけで生きて来た昔の人が「極度に不幸」だったのは確かだけれど、こうして生き長らえて、取り敢えず「グルメ」の仲間のような顔をして一人前に「美味しい」「まずい」などと言えること自体凄いこと。

 

私たち戦中&戦後を生き抜いてきた者にとっては、目まぐるしい社会の変化に目を丸くしキョロキョロと身を捩り乍ら順応してここまで生きてきた。

だから、テレビをはじめとする電気製品の恩恵も心から素直に驚嘆し、有りがたく受けている。

 

産めよ増やせよで「子沢山」が当たり前だった時代、その子達を育てる親の苦労はどんなものだっただろう。

毎日毎日、その子達に食べさせる食料を調達するだけでも大変。

よくぞここまで成人させて貰ったもの・・・と、改めて親への感謝で胸が熱くなる。

 

私達世代は、もしかして、「今は幸せ!」と素直に思える一番恵まれた世代かもしれない。

「あの時に比べれば・・・」という、現実をかい潜った経験者にしか分からない「今の幸せ」を得ている。

そういう意味では、戦前戦中派も捨てたものではない。

 

・・・、「さつまいも」から何やら変な方向に話が走りだした。

(≧▽≦)

 

兎に角、「べにはるか」は美味しい!!

家人の収穫が待ち遠しい!

 

 

 

今年のお芋(はるか)

家人の借り農園のお芋が「初穫れ」。

品種は「はるか」。

去年も、美味しい美味しいと好評だったので今年も「はるか」に・・・。

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楽しませてもらいましょう!!!

うふ・・、体重は気にしないことにして・・・。

今日のデッサン

まず、5分クロッキー4態。

この中から今日の本デッサンのポーズを決める。

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★  クロッキーの中から挙手で決まったのがこの(↓)ポーズ。

   一番上のクロッキーのポーズ。

      

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妖艶過ぎて、戸惑う・・・。

しかも、黒地で描き始めたら、なおさら強調された絵になってしまった。 (≧▽≦)

プレイバック!

中学時代の親友のご不幸を伝える手紙が届いた。

ご長女さまからだった。

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透明感がある美しいお姿もさることながら、根っからの「お譲さま」な感じの彼女・・。

中学時代、ご招待いただき、大きなお雛祭りの飾りの前でお母様からおもてなしを頂いた記憶が残る。

卒業後も長年続く同級会では時々お目にかかっていたが、欠席者に送られてきたここ数年前のお写真を拝見して、余りのお変わりようにびっくりした記憶がある。

 

その黒々と美しい髪が見事に真っ白になっていて、一瞬「どなたかしら・・・?」と頭を捻る程に変貌していらした彼女。

その後もご無沙汰が続き、お会いする機会が無かったここ数年。

 

私が新潟で個展を開いた折、遠方より友人とお出かけ下さって、オフに一緒に食事をしたり楽しいおしゃべりをした時、「主人が体調を悪くしていて、自分もいろいろあって・・・」などとおっしゃっていたことを思いだす。

その後間もなくご主人様の訃報を知り、さぞお気落としのことと案じていた頃の「白髪事件」だったように思う。

 

お美しくて、まるでフリージアの花のようだったお姿が目に浮かぶ。  合掌

 

ところで、その訃報を「個展でご一緒にいらした」yさんに電話した。

彼女もびっくり!して聞いていらした。

話があちこち飛んだりしていろいろ話した後、「この訃報の件を共通の友人にもお伝えしてくださいね・・・」と言ったら、暫く無言・・・。ん? なに・・・?

 

・・・そして大きな声でおっしゃった!

【プレイバック!!!】  そして・・・

【一番最初の話は何だったっけ・・・?】

 

自称(とはいえ、薬を処方されて服用している)【認知症】とやらなので、気をつけてはいるつもりだったけれど、【プレイバック!】には恐れ入った!

 

大丈夫!大丈夫! 瞬時に「横文字」が口から出てくるのだから、心配ないわ!!

( *´艸`)

びっくりしたり、安心したり、心配したり・・の友人とのお電話だった。

 

【プレイバック!!!!」かぁ・・・。  (≧▽≦)

 

 

 

 

 

グリーンドレスをもう一枚

今年の夏は、グリーンのドレスを三枚も縫った。

やっぱりこの色は目にするだけで気持ちが良い。

 

小学生・高学年の方のドレス。

タイシルクの玉虫色。

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洋裁仲間の「pochiko」さまのblogで知った「レースのパーツ」を中国から取り寄せて少し華やかな感じに仕上げた。

手持ちのレースパーツも染めて追加。

最近、目の老化現象でなかなかビーズ刺繍が出来なくなってきたので、この「レースパーツ」は有り難い。

 

夏のドレスが終わり、この頃は秋色ドレスに様変わり・・・。

先日は「柿色」のシルクドレスを仕上げ、ほっと一息しているところ。

 

今度取りかかるのは、赤!!!

カルメン」の赤!!

お譲さんのドレスなので、あまり「赤と黒」みたいな刺激的なものは変だし・・と、今デザインを構想中。

 

あ、他の方からも「赤!」を・・というご指定も・・・。

こちらも「カルメン」かな・・・?

 

リタイヤした筈なのに、やっぱりなし崩しに戻っている私。

気長~に、気長~に・・・お待ち頂くことになって申し訳けないけれど・・・。

(≧▽≦)