MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

リサイタルドレス

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左端に「るりちゃん」・・・! (≧▽≦)

 

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f:id:retoto:20210330112842j:plain 後ろスタイル

 

今回は、中学生のお譲さんの初めての ヴァイオリン リサイタル の為に、2着作らせて頂きました。

その内の一着目は、季節の色・若草色です。

 

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では、本番の晴れ舞台のご様子を・・・! (画像掲載のご許可を頂いています)

 

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第三幕でちょっとした変化を・・・。  紺のベルトに変えました。

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色としては下の色で、ピンクです。

 

記念すべきヴァイオリニストとしての出発の日を飾らせて頂いて、MEMEドレスも光栄です。

素晴らしい未来に向って頑張って下さいね!

 

 

家人が「米寿」を迎えて!!

昨日は家人の記念すべき「米寿」の日!

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よくぞ元気でこの日を迎えてくれた事、何よりも嬉しく有り難く、元気に産んで下さった亡き義両親に感謝!

 

孫娘の力作!  

「祝 米寿」!のケーキ!

プレートや、周囲に飾った「るりちゃん」(ミニシュナウザー)のクッキーも、全部彼女の自作!

イチゴの飾り方は、最近流行っている「ハート型」に見える切り方なんですって!

(^O^)/ ♡

 

祝いの「夜の食事会」をお二階さんが準備してくれているとか・・・で、取り敢えず昼食は手賀沼周辺の満開の桜を見ながらベンチで持参の「コッコパン」(超絶美味しいパン屋さんのパン)を食べましょう!と皆で車で出掛け、澄切った青空の元、大きな木の下のベンチに腰掛けて大きな口で野性的にかぶりついたみんなの顔の清々しさ!

 

隣の市に住む次男一家は、この際「コロナ禍」の事も有りお誘いしない事に。

この青空はコロナ禍でのささやかな抵抗。

 

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手賀沼の「コブハクチョウ」は、むぎちゃんのお友達! (^O^)/

普通に近くまで寄ってくる。

5~6羽がのんびりと散歩している風景は何とも可愛い。

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車の免許を返上してから丁度一年。

どこにも出かけられなかった日々、一年振りの「手賀沼」の懐かしの風景があまりにも美しく感じられて、思わず深呼吸!

 

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youtu.be

お祝いのディナーは、こちらの希望で、例の謎のメニュー「チムニー」と、お目出度い鯛やサーモンのお刺身盛り合わせ、その他心尽くしのママと孫娘のお手製の料理。

 

出張中の孫息子夫婦から届いたのは・・・、何と、家人の父母のルーツ、彦根の近くの「長浜の地ビール」。

孫娘からは、それを注ぎ入れるステンレス製の「泡の消えない不思議なタンブラー」(磨きや屋シンジケート)。

 

毎日欠かさない晩酌の素晴らしいお伴になるでしょう!

 

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 コロナ禍のご時世・・・。

心の籠った一世一代の「米寿」の有り難い記念日を祝って頂いた家人。

 

ありがたや!  ありがたや!

 

はい、恒例のひとこと、声を揃えて~!  「産まれてくれて有難う!」 我が子達よ!

(≧▽≦) 

 

秘密の小さな声、本当のセリフは、「産んでて良かった・・・」ですが  ( *´艸`)

 

 

血液型 Rhマイナス の話 (3)

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私が第一子を産んだのは東京の日赤産院で、丁度「すずらんが咲き始めました・・・!」と北海道の日赤からスズランのプレゼントが届き、一人一人のベッドに配られた梅雨寒の5月。

 

3.230g の丸々と輝くような男の子!

むちむちした温もりを抱きしめた時、言いようもない幸せ感に包まれたものでした。

 

それから丁度3年目の5月、私は二人目の男の子を抱きしめていました。

3.320g・・・。

 

第二子が立派な体重を持って産まれてくれたことに、ほっと安堵する私がいました。

 

何故か・・・?  その辺から書いておきましょうか・・・?

 

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5月、緑したたる季節に産まれた長男は、私たち夫婦が【早生まれ】で少し苦労したこともあり、選んでこの季節を決めたのでした。

 

そして、次男も・・・。

 

心躍らせて二人目のお腹のベビーちゃんの成長を楽しみにしていた私たちでしたが、6か月を過ぎたあたりから、何故か私の体調が徐々に変化するのに気付きました。

 

一番困ったのが、身体中に湿疹が出来て、かゆくて眠れない夜が続いた事。

そして、段々と「左手」の指・甲・手首・・・と、湿疹が広がり、これは何だろう!!

尋常ではない痒さと辛さで、思い切って近所の皮膚科を訪ねたのでした。

 

その時に先生がおっしゃった言葉・・・。

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こういうことは、第二子の妊娠中に起こる人がいるのです。

第一子を妊娠中に母体に【抗体】が出来てしまい、その抗体が「第二子」と戦っているのです。

お腹の赤ちゃんが産まれた瞬間からこの症状は嘘のように消えますから大丈夫です。

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と・・・。

 

そんな話は聞いた事が無かったし、ちゃんと理解もしないまま月日が流れていきました。

左手は、指が5本くっついてしまう位湿疹が酷くなり、指を一本一本包帯でグルグル巻き、肘のあたりまで皮膚が解けて無くなる程の赤身状態。

指紋も無くなり、分厚く肘まで白い包帯で巻かれた「ミイラ」のような惨めな姿。

 

身体中の湿疹も益々酷くなり、痒さで眠れぬ夜は、密かに氷をガーゼに包んだものを身体に這わせて何とか痒みが静まるのを待ちながら一晩中まんじりともせずに過ごす日々が続いたのでした。

 

痒さと寝不足から精神状態もだんだん朦朧としてきた頃、ただ頭に掠める救いの言葉が、「赤ちゃんが産まれた瞬間に全て嘘のように良くなるから心配要りません」とおっしゃった先生の呪文のようなセリフ・・・。

 

第一子で出来た「抗体」が、第二子に影響するなんて・・・!

うそでしょ???!!  と、自分の中でも抵抗しながら日々が過ぎて行ったのです。

 

そんな地獄のような湿疹との闘いの中、お腹の子は順調に大きくなるのが分かりそれだけが救いだったその頃。

私は、人生でこれほど自虐したことがないような思いに捕らわれました。

 

「一日でも早く産まれてきて頂戴!!!」

 

そして、予定日の半月前、「3.320g」の立派に育った可愛い第二子が誕生したのでした!

 

予定日より半月も早い誕生だったにも拘わらず、第一子よりもしっかりと大きく育って産まれてきてくれた第二子に、感謝と、謝罪の気持ちが渦巻いたのでした!

 

そして・・・、そして・・・!

本当に【呪文】のような先生のお言葉通り、その瞬間から全身の湿疹が見事に解決したのでした・・・!

 

その後・・・。

そして、それが「Rhマイナス」の血液型を持った私の悲劇だったなんて全く知らないで過ごした30年余でした。

 

ただの「血液型 O型」だと思っていた私が、人類 0.5% しか存在しない「Rhマイナス」のO型の持ち主だったのを知ったのが、ある手術を控えた輸血用の為の血液型検査でのことだったのです。

 

それで、あの「謎の」湿疹の存在が浮かび上がったのでした。

 

「ミイラのように包帯グルグル巻き」の時、「第二子に抗体が悪戯をして母体に湿疹が出た」という説明と同時に、「Rhマイナス」の存在でそうなるのだという説明を一言下されば、私の自虐的な悩みは無かったのに・・・。

 

つまり私は、可愛い我が子であるにも拘わらず、早く産まれて頂戴・・・!と、自分の地獄から抜け出す願いの方を祈ったのです・・・。

 

無事に「3.320g」という立派に成長してくれた次男君に、謝罪と共に感謝しています。

 

この事実は、世界一子供を思う母と自負している私としては、この度初めて吐露した出来事でした!

 

二人の「おじさん化」した50代半ばの息子達。

 

いっときだけど、「自分を許せない」ような心理に陥った母を許してくださいね・・・!

 

二人とも、私の「ことども」は読んでいないので、この「悲劇」は内緒!内緒!にしておきましょう。

 

心から愛しているよ!!  二人の息子たちよ!   (^O^)/

 

このことではっきりしたことは、我が息子二人は「Rh プラス」の普通の血液型の持ち主で産まれてきてくれたこと。

 

ありがとう! 本当にありがとう!

 

もう少し若い時に、この希少な血液型の事が分かっていたら、「声」欄に投稿なさった中学生の方のように、「献血」をすることも考えたのでしょうが、 気付いた時には御老体の身・・・。

今は、自分の身を危険に晒さないで生きることが最大の仕事。

(≧▽≦)

 

血液型 Rhマイナスの話 (2)

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家人作の一輪刺しに、アジサイを投げ込んでみました。

 

さて・・・。

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人口の「0.5%」しかいないという、血液型 「Rh(-)」という方の朝日新聞「声」欄の記事・・・。

 

まさに、私もその「0.5%」に入るヒトだという事は一昨日告白しましたが、このことで、思いも寄らない人生を歩まなければいけないなんて、考えてもいませんでした。

 

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★  小さい時から、母に「絶対に怪我だけはしないでね!」と何度も言われた・・・。

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と記されていますが、これは、Rh(-)の輸血の保存が希少な為に、咄嗟の輸血が間に合わないからなのです。

 

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★  中学生になった頃、「将来二人以上の子供を産みたいな」と言った時、母親が「ごめんね、ちゃんと産めるのは一人かもしれない・・・」と目に涙を潤ませて言った

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と書いていらっしゃいます。そして、Rh(-)が、出産となにがしかの関係があることを知り、お調べになっています。

 

中学生の時に、こんな重大な事をちゃんと知って将来を考えていらっしゃるなんて、びっくりしました!

 

同じ条件 Rh(-)の私がこの事の重大な意味を知ったのは、何と!  子供を二人産み、成人させて数年後のことだったのです!

 

胆石からくる胆嚢炎で、急拠切除手術をすることになり、輸血が必要になる事に備えて血液検査をしたのですが、結果を見た先生が、「これは大変! 大急ぎで「Rh(ー)」の輸血を取り寄せなくては!  でも、もしかして本部にストックが無いかもしれない・・・」と・・・。

 待った無しの私の症状に頭を抱えていらした先生。

 

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★  この型の血液が少なくて もしもの時に不安だと感じている人がいるかもしれない・・・。自分が出来ることは「輸血」に参加して、希少な血液の輸血に協力することだ!」

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この女性は、中学生の時にそう思われたのだから、凄いと思う。

 

私は、50にもならんとする頃に初めてこの「思いも寄らない」Rh(-)などという身体の秘密事態を知ったのですから、「昔の人」だからとは言いたくないけれど、びっくりものです!

 

しかも、我が実家家系は医者が多いのに・・・。

 

さて、これから書こうとしている事が、このRh(ー)の私の一番大事な告白なのです。

 

長くなりますので、また明日にでも続きを書く事にします。

 

大事な、大事な、私にとっては本当に大事な告白なのですから・・・。

そして、肝心の本人たちには話していない事がらだったのですから・・・。

 

上手く話せるかちょっと心配・・・。

 

 

 

 

血液型 RHマイナスの話

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(ジャム瓶の説明文を剥がしてから撮れば良かった・・・!  ( *´艸`)
 ふふ

 

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ところで

 

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今日の朝日新聞の「声」欄に、この記事を見たとたん、昔のいろいろな記憶が呼び戻された。

 

何を隠そう、私も「RHマイナス」人間なのです・・・。

 

★両親がRh(+)とRh(-)の場合に子どもに与える血液型不適合とは? – 兵庫県医師会

 

★特に2人目妊娠時は注意!Rhマイナスで起こる『血液型不適合妊娠』とは - 趣味女子を応援するメディア「めるも」

 

驚くことに、0.5% の割合で存在する・・という、「RHマイナス」人間!

そこに、ドンピシャリ入っているわたくしMEME。

 

その恐ろしき事実を知ったのは、今から15年程前の、ある手術をした時の事。

輸血が必要になる場合に備えて・・・と、病院で検査をしたところ、何と!

O型で「RHマイナス」が判明!

事前に緊急に取り寄せないと手術が出来ない・・と、病院も大慌て。

 

まさか自分がマイナス人間だったなんて、考えもしなかったので、私も頭が真っ白!

 

この続きは、また後日書き残して置くことにしましょう。

 

今日は、朝からお天気が大荒れ、雨風はもとより、一番こたえる「気圧」にやられてしまい、気力が萎えまくり・・・。

 

でも、とっても珍しい話題に触れた今、どうしても記しておきたい事がらだったので、取り敢えず少しだけ書いてみました。

 

・・・と、「特殊人間 MEME」 の珍しい話の「はじまり はじまり」!