MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

常時接続とは・・・

 

初期のコンシューマ向けインターネット接続は、加入電話ISDNを使用したダイヤルアップ接続であり、回線利用料金制度として従量制ISPの接続料金や回線事業者等のアクセス回線の利用料が、利用時間に応じて課金される)が採用されていたため、ダイヤルアップ接続に比べ高速なインターネット接続が使い放題となる前述の専用線型の接続方式は、ヘビーユーザーにとって非常に魅力的であった。このことから、常時接続という言葉は、インターネットの普及初期においてマーケティング上、一種のブランディングとして使用されることが多かった。

2000年に登場したフレッツISDN以降、インターネット接続に使われる回線(CATVADSLFTTHFWAなどを含む固定回線)においては、回線利用料金制度として定額制を採用するものが殆どであるが、ユーザは接続時間によらず料金が変わらないことから、回線の切断手順をとらず、接続状態を常時継続することが可能となった。回線の切断が発生しなければ、従来常時接続と呼んできた専用線型のインターネット接続サービスと使い勝手としては同等のものとなる。従量制のインターネット接続サービスと対比したブランド戦略として、「常時接続」という用語が通信事業者のマーケティングに使用されたことから、定額制を採用するインターネット接続サービスを表す言葉として定着した。

 

 

インターネット回線に常に接続している状態のことです。ブロードバンド回線の料金が手頃になり、一般家庭でも常時接続が普及しました。国内では、常時接続=定額制というのが一般的です。この「常時接続」と「定額制」は、「大容量・高速」のブロードバンド利用に不可欠の要素です。