油彩の箱を開けて、初めて描いた絵・・・。
昔のファイルを見返していて、懐かしくて思わず目に止まった。
筆も太いのと細いのと二本だけ・・という何も分からない情けなさの中で描いた。
これを、二時間半で描き上げるのだから、焦りまくったのを覚えている。
最後の「品評会」で、「スカートの部分が上手く描けている」と先生からお褒めの言葉を頂戴。
ひぇ~~、洗筆も思うように出来ず、ただただ描いた「初めての油絵」。
二回目はこれ ↓
上着の「黒」を上手く使っているね・・・とのご批評。 うし! (^O^)/
三回目はこれ ↓
残念ながら、この後は油絵から転向して「パステル」に移行してしまった。
何故かというと、お預かりしている舞台ドレスの生地に油彩が付いたりしたら取り返しが付かない・・と考えたから。
それに、パステルだとリビングで気ままに広げて描くことが可能だと・・・。
それ以来、油彩で描く事を忘れてしまっていた。
今、「MEMEのベランダ」を見返していたら、数少ない「油絵」が見つかり、ちょっと懐かしくてここに掲載してみた。
母「けい」は、90歳近くまで毎日イーゼルを立てて油絵をいじっていたのだから、私にも出来ないことはないと思う。
何だか、急に油絵が描きたくなってきた。
・・・とはいっても、とっくの昔に油彩道具はカチカチになっていることだろうから、最初から揃えなくてはいけないのがネック。 (≧▽≦)
晩年になってくると、とめどなく何かに打ち込みたくなるものだと知る。
実は、頭の中で空回りするだけ・・ということは自分でも知っている。
でも、実現出来なくても、その「わくわくする気持ち」だけは贅沢に欲張って持っていよう。