中学時代の親友のご不幸を伝える手紙が届いた。
ご長女さまからだった。
透明感がある美しいお姿もさることながら、根っからの「お譲さま」な感じの彼女・・。
中学時代、ご招待いただき、大きなお雛祭りの飾りの前でお母様からおもてなしを頂いた記憶が残る。
卒業後も長年続く同級会では時々お目にかかっていたが、欠席者に送られてきたここ数年前のお写真を拝見して、余りのお変わりようにびっくりした記憶がある。
その黒々と美しい髪が見事に真っ白になっていて、一瞬「どなたかしら・・・?」と頭を捻る程に変貌していらした彼女。
その後もご無沙汰が続き、お会いする機会が無かったここ数年。
私が新潟で個展を開いた折、遠方より友人とお出かけ下さって、オフに一緒に食事をしたり楽しいおしゃべりをした時、「主人が体調を悪くしていて、自分もいろいろあって・・・」などとおっしゃっていたことを思いだす。
その後間もなくご主人様の訃報を知り、さぞお気落としのことと案じていた頃の「白髪事件」だったように思う。
お美しくて、まるでフリージアの花のようだったお姿が目に浮かぶ。 合掌
★
ところで、その訃報を「個展でご一緒にいらした」yさんに電話した。
彼女もびっくり!して聞いていらした。
話があちこち飛んだりしていろいろ話した後、「この訃報の件を共通の友人にもお伝えしてくださいね・・・」と言ったら、暫く無言・・・。ん? なに・・・?
・・・そして大きな声でおっしゃった!
【プレイバック!!!】 そして・・・
【一番最初の話は何だったっけ・・・?】
自称(とはいえ、薬を処方されて服用している)【認知症】とやらなので、気をつけてはいるつもりだったけれど、【プレイバック!】には恐れ入った!
大丈夫!大丈夫! 瞬時に「横文字」が口から出てくるのだから、心配ないわ!!
( *´艸`)
びっくりしたり、安心したり、心配したり・・の友人とのお電話だった。
【プレイバック!!!!」かぁ・・・。 (≧▽≦)