MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

母「けいの部屋」より

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    誇大して 惚けし話を 老姉妹

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何気なく私の母のHP「けいの部屋」を覗いていたら、短歌や俳句が最近の私と同じ心境だったのを発見!

 

そうね・・・、70歳で夫を亡くし、それから始めた「油絵」「俳句」「短歌」を独学で楽しみ、98歳で逝った母と私をダブらせると、本当に「親子だなぁ・・」と感じることが一杯!

 

最初に載せた俳句には、おもわず噴出した。

 

母「けい」は、4人の姉妹と兄一人で育った。

その「老姉妹」なる4人で、法事か何かの折に集い、話の花が咲いた光景を詠んだものとみえる。

可笑しなもので、確かに「不幸自慢」ではないにしろ、思わず「ぼけた話」や「老けた話」や「病気の不自由さ」を誇張して話してしまうオンナ達・・・。

勿論、私も含む・・・。(≧▽≦)

本当に、あの穏やかな母にしては鋭いユーモアを書いていたのにはびっくり!

 

6人目の子供の臨月を迎えていた母を襲った「夫の突然の半身不随」。

母35歳、私が3歳(4女)の時だった・・・。

それに、お腹には臨月の赤ちゃんが・・・。

 

それからの母は、夫の手となり足となり、凄まじい人生を無我夢中で過ごし、70歳で突然夫の逝去による「自由の時間」に放り出されたようなものだった。

 

70歳で与えられた自由の時間を、母は存分に自分に向けた!

 

爆発するような勢いで始めた独学の趣味の世界・・・。

www.ream.ais.ne.jp

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中途半端に終わっている「けいの部屋」を、もう一度きちんと整理してみたい。

今80歳の私・・、昔HPに纏めた頃には理解できなかった「母」の気持ちを、もう一度辿ってみたい気がした。  

(と言いながらも、時間がぁ・・・!( *´艸`)・・・あせあせ)