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自分のことを一番知らないのは自分
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今日は「日暮里探検隊出動日」。
11月のピアノリサイタルでお召しのドレス生地を探しに。
私の最寄駅のプラットホームで、「デッサン会」のお仲間(男)にばったりお会いした。
「あら、お久しぶりです。お出かけですか?」(このフレーズって、ちょっと馬鹿っぽいけど、便利なんですよね・・出かけて来たからこそここでお会いしているのに・・・)
「えぇ、歯医者さんまで」
・・・から始まって、彼が長寿大学を卒業して、今度はその上の県立の長寿大学に入るつもりだ・・との話に発展したところで電車が来た。
乗り込んだら、車両端の両側に一つづつ空席があったので、それぞれにお別れして座った。
次の駅に着いた時、私の隣の若者がすっと立ち、「どうぞ」と先ほどの絵の仲間を私の隣にいざなう・・・。
「へっ??・・・」という感じの目で若者を見送り、彼が腰を曲げたまま私の隣にとことこと移動・・・。
いつの間にか若者の姿は見えなくなっていた。
「うふふ、きっと私達のことを夫婦だと思って気を利かせたのですね」と私。
「いやいや、光栄です!」と頭を掻く彼。
勿論、ギャグだということは一目瞭然!! (^O^)/
体積・容積からして考えられないし、( *´艸`)
絶対彼の方がず〜〜っと年が上だと思う・・・、というか、私の半分かと思えるような「骨川筋衛門」の肉体保持者で、見るからにおじいさん(ごめん、よく考えれば私も見るからにおばあさんだった・・・)。
まさか夫婦には見えませんわよぉ・・・。
ところが、話しているうちに、デッサン教室でのイメージとかけ離れた日常を送っていらっしゃることが少しずつ分かってきた・・・。
「デッサン教室の他に【ダンス】をやっていましてねぇ、長寿大学の方もあって、なかなかデッサンにいけないんですよ」
「今、ダンス教室では【タンゴ】をやっていてね、そのお相手が、太った女性で・・、あ、あなたより少し細いかな?・・・、タンゴってのは、クッと首を反らしたり足裁きもシャっ!としなくてはいけないのに、その太った女性の動作がゆっくりで参っているんですよ。
太った人にはダンスは無理ですね。(なぬ?)
男性の足と足の間に女性をクッと挟んでステップを展開しなくてはいけないのに・・・うんぬんかんぬん・・・」
「息子と二世代住宅で住もうか・・・という話になったことがあったのですが、家内が【嫁姑】問題を心配して反対したものだから、息子が別に家を建てて、今では嫁の母親と息子一家が二世代で住んでいるんですよ・・・。
そうなると、私たち夫婦は置き去り状態で、小学生の孫は、おばあちゃんと言えばあちらの親を指す感じですよ」
ちなみに、我が孫の「No.1君」は成人している・・・。
次から次へとお話なさる言葉から、「あれ?もしかして、この方は考えるほどご老人ではないのかな・・?」と思いだし、「Aさんは何年生まれですか?」とお聞きしてみた。
「○○年です」・・・・え〜〜っ?! 私と同じ!
よく聞けば、私より何ヶ月もお若い! うっそぉ〜〜! (00);
先の
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「うふふ、きっと私達のことを夫婦だと思ったのですね」と私。
「いやいや、光栄です!」と頭を掻く彼。
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の会話は、「まさかぁ?!」の確信から出た言葉。
てっきり、80歳は出ていらっしゃると思い込んでの冗談だったのに・・・。
いやん! 私の方が年寄りだったなんて・・・! ぎゃお
かくして、「自分のことを一番知らないのは自分」という事を見事に知ったのだった。
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ちかごろの「手袋事情」
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いやはや、世の中びっくりすることだらけ。
昨日の車中で見つけた「ポケット付手袋」。
指先がカットされていて、いかにも使い勝手はよさそうなのだけど、手袋の「甲」の部分に、小さなポッケがついているのが不思議・・・。
手の甲を温かくするため・・?それとも、「スイカ」や「切符」を収納して置く為・・・?と、いろいろ思いを巡らせたけど、結局分からなかった。
若い男性が、何だか小さな「リュック」を背負っているようで、ちょっと見微笑ましい・・・。
という話を、食事に行った折に孫(2)に話したら、わははわははと大笑い!
あれはポッケではなく、指を使わない時に、クルリと回して指先を包む為に付いているんですって!おくさん!! (~_~;)
若い男性が、あんな可愛いポッケ付の手袋をしているなんて、なんて可愛いのだろうと思った私が悪かった・・・。
そして、ふと車中を見回すと、わ!こんな可愛い猫ちゃんの手袋が目に入って来た。
ふわふわに編みこまれた真っ白な可愛い手袋。
高校生のお嬢さんが、首から両手に紐を回して、こんな可愛い手袋をしていた。
・・・でも、よく見ると・・・、何とまぁ・・、親指を入れるところが下あごで、ばっか〜ん!と真っ赤な大口が開く仕掛け。
まるで「お神楽」か「お獅子」。
笑わせて頂きました・・・。
きっと、「御神楽」さんに手を突っ込んで、ぱっかん!ぱっかん!と真っ赤な口を開けて楽しむのでしょうね。
ーー
などと、二階のお食事(およばれ)時に話題にしたら、孫娘が「うふふ、おばあちゃん、これも・・・」と笑いながら手を差し出した。
あらぁ・・・、これは便利!!!
世の中、どんどん面白いことになっているのを実感!
わたしゃ、年を取ったものじゃわい・・・。
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