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出来るオンナ・・
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20120603/p1
銀座線の女性。
とある駅から乗ってきたのを見て、「あれ?頭頂が剥げているぅ?」と一瞬思ってしまったほど、幅の広い肌色のカチューシャで白髪まじりの髪を止めていらした。
前に座った彼女のそのカチューシャの左には、親指大の大きな大きな10個ほどのリスタルの花が飾ってある・・・。
こんな大胆なカチューシャは初めて見たぞ!!!
100均のものしか使ったことがない我が身、ひょえ〜!と思ってしまう。
きっと、外国か何かで求めたのだろうなぁ・・。
こういう大胆な装飾品をさりげなく身に纏えるセンスも凄い!
それにしても、何て幅が広いカチューシャだろう・・。しかも、肌色のシルク?
だから思わず、「磯野家のおとうさんか?」と思ってしまったのだった。 (^_-)-☆
襟をシャッと立て、姿勢良く座っている彼女の「出来るおんな!!」ムードに、思わず見入ってしまった。
彼女の降り際に見た後ろ姿の、ほぼ白髪のストレートの髪を一纏めに括って留め上げた無造作の中の美にも「お手上げ状態!」の気分を味わった!
私もこんな女性になりたかった・・・。=^_^=
ほんと! 「出来るおんな!!」 ムード満載。
同じ女として(まだ取り敢えず女・・)こころから羨ましい。
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たんたんと・・・
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20140515/p1
六本木に向かう電車の中で、例によって「優先席」に陣取った私。
とある駅で隣の方が席を立って降りられた。
そして、入れ替わりに泳ぐように真っ先に大急ぎで乗り込んできた80過ぎとおぼしきおじいちゃん。
両肘を「く」の字に広げて幅を確保しながら飛び込んでくるなり、
「おっおっ!」と、大きなジェスチャーで私の隣の空いた席を指さして、後ろから乗ってきたおばあさんに大きな声で指図をし、自分も丁度空いた向かいの席によろよろしながら慌てて座った。
あ〜、これで一安心!おばあさんも座れたし・・という安心顔がやさしい。
おばあさんは、私の隣でもの静かに、たんたんと座っている・・・。
そして私が降りる駅が来た時、想像してみた・・・。
「きっとあのおじいさん、私が立ったら奥さんの隣に席を移動してくるぞ!」・・と。
ひゃ! お見事!!あたった!
降りる瞬間にふと見返ると、ほ〜らね! あったり〜〜〜!!!
おじいさんが自分の席から立ち上がり、混んだ人ごみを分けて、おばあさんの隣の席(今まで私が座っていた席)へ突進し、よろよろしながら腰を下ろすところだった! ('◇')ゞ
だって、次の駅が終点なんだから、一駅位別々でもいいじゃな〜い?!
と思いながらも、「たんたん」と前を向いたままの冷静なおばあさんと、そのおばあさんを愛してやまないおじいさんの威張った指図の滑稽さに、思わずほほを緩めながら降り立ったことだった。
大事な大事な奥さんなんですね! (^O^)/
何とも良い風景。
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銀座線のひと
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20120604/p1
昨日に続き、「銀座線の女(ひと)」を描いてみた。
紫・華紺・黄色・ブルー・・・いろいろな色が大胆に描きこまれた生地のツーピースをお召しの奥様。
こんな目も覚めるような色をごった煮にしたようなインパクトのある生地で仕立てた洋服でも、それを下品にならない身のこなしで存在感を引き立てている。
だけど・・・、ゆるく首に纏ったスカーフも同系色の柄物・・・ってのはちょっと頂けないなぁ・・。
しかも!しかも!よく見ると、手に持つ高級な皮仕立てのバッグの蓋以外のところに、またまた紫とブルーと黄色の咲き乱れている花が描きこまれている!!!!! (*_*;
もしもし・・・。
このツーピースだけだったら、大胆だけれど着こなしで他の追随を許さない程のインパクトで引き立って美しいと思う。
でもでも、ふわりと巻かれたスカーフは、無い方が好きだけど、もしどうしても・・とお思いならば、無地で引き締めた方がよりすっきり素敵だと思う。
そして・・・、バッグ!
とても裕福なお方・・というオーラが放たれている方なので、きっと「紺」か「紫」「白」等の無地のバッグをお持ちの筈。
そんなスッキリ感を演出した方が洋服の柄が引き立つと思うんですけど・・・。
視線を下に降ろすと、靴まで洋服の柄の一つ「真っ黄色」!
しかも、前だけ黒のコンビネーション!!!
その一つ一つは、初夏の空気を鋭く煌めかせる実にイキイキとして素敵なものなのだけど、それの三位合体となると、これはもう・・・、本当に残念な結果になっていた・・・。
きっとお洋服のコーディネートをする時、「あら、このバッグの色が同系色だわ!素敵!」「あらら、スカーフもピッタリの色合いのものがあったわ!ラッキー」と、ご自身はきっと、完璧!!の気分でウキウキの「銀座線の女(ひと)」だった筈・・・。
う〜ん・・・、でも、兎に角人目を引く程飛びぬけて美しかったこともホント・・・。
もしかして、こんな着こなしも「アリ」なのかもね! (~_~;)
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