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ぱか〜ん !!!
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20060830
さて六本木に出陣! と汗を拭き拭き電車に乗り、座席にどっこいしょと座る。
ふと前を見ると、動き出した電車の振動で、小さなペットボトルがコロリコロリと転がり出した。
誰かが捨てていったものらしい。
「グレープフルーツジュース」の表示があるボトルは6角形なので、時々コロリと向きを変えては、アチラへ行ったりこちらへ来たり・・・。
まったく!誰が捨てたのだ!と怒りが込み上げる。
平気でゴミをポイ!と捨てるヤカラがいるが、そのゴミが自然に消えて無くなるとでも思っているのだろうか・・・と、いつも思う。 もぉ! (ーー;)
と・・・、カツカツと靴音を響かせて女性がやってきた。そして、その尖った靴先で「ばか〜ん!と「グレープフルーツ」のボトルを蹴飛ばした!
勿論わざとでないことは見ていて分かったが、その音と感触で蹴飛ばしたことには気が付いた筈なのに、お澄まし顔で「わたしゃしりましぇ〜ん」とばかりに通リ過ぎて行き、スマートな仕草でシルバーシートに身を預けて足を組む。
そこで分かったこと。 50は越しているらしいその女性のスタイルと洋服のセンスは私好み。シルバーグレーの無地の細身ワンピースは年齢に似合わず綺麗に決まっている!手に持ったサンバイザーも同じシルバーグレー、問題の「ばか〜〜ん!」と蹴飛ばした靴も同じシルバーで決めて、一寸のほころびもない見事なセンス・・・。
ネックレスも濃い目の同じ色合いのビーズで。
首から上を見ないようにすれば(ごめん!)、実にセンス良いご趣味のご婦人。
だけどなぁ・・・、あの音「バカ〜ン!」と、あの澄まし顔の通過さえ無ければなぁ・・・。
その時、次の駅から乗り込んできた熟年の夫婦が座席を取ろうとしてうろうろしているうち、おやじさんが同じく「ばか〜ん!」とやってしまった!
そのおやじさん、「おっとぉぉ!」という顔で振り向いて、でも、極まり悪そうな顔をしてこそこそと通過して行った。
そのうちそのボトルは、カラリ カラりと通路を漂って、とあるおじさんの足元に転げて行き、座席の下に蹴りいれられてしまった。
そこまではシカと確認していたのだが、降りる時に持ち出して捨てようと思ったら、あんれ!無い! おじさんの座席の下に蹴りこまれた筈のボトルが無くなっている・・・!
何処へいってしまったものやら・・・!
狐につままれたような顔でホームに降り立った私。
一人のお馬鹿さんによって、少なくとも4人が迷惑したものだ!(シルバーグレーのドレスのご婦人も含めて・・・。絶対気分は悪かったと思う。折角「決めた!」という自信に満ちた出発だったはずなのだから・・・)
そして、もしかして黙って拾って捨ててくれた人がもう一人関わっていたのかも。
捨てたゴミは、絶対に「自然消滅」はしないのですよ! ぷん!
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ブランドおばあさま
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20110113/p1
朝のラッシュが終った時間帯の電車の中。
駅に着く度に、ひときわ寒い今日の寒さを避けるように温かい車中に転がるように入ってくる人たち。
立つ人もまばらなどこかのんびりした風景。
一渡り見回して、今日はウォッチングする種がなさそうだわ・・と思っていたら、いらっさいました!! うふ (^_-)-☆
とある駅から乗ってきて、ささ!と斜め前の席に座った女性。
え・・・? と思わずもういちど彼女に目が泳いだ・・・。
何故かというと、温かそうな彼女のコートがとてもユニークなのだ・・・。
高級感あるグレーの無地はいいとして、信じられないような別布をあちこちに配したコート。
グレーに「人のコブシ」ほどの大きな白いドット(水玉)を織り込んだ生地を、アシンメトリーにあちこちの切り替えに挟み込み、今まで見たことが無い斬新なシルエット。
そっとお顔の方に視線を移す・・・。
これまたびっくり、私を遠く越した感じの年齢のご婦人。
表現するには少し抵抗を感じる「肌つや」「形状」をモノトモセズ、目の上は真っ青!口は真っ赤!眉は触覚! 一言でいうと、一心不乱に一時間は鏡の前で頑張ったことを想像させる念の入りようなお化粧・・・。
それはそれで「ご苦労様でした・・・」という思いがあるのだが、私が気になったのが、口をもぐもぐぐちゃぐちゃしている【ガム】!!!
噛む度に「ホウレイ線」がくっきり掘れ、周囲の頬の筋肉が大活躍しているのが手に取るように見て取れる・・・。
その、真っ赤に塗られた口で噛みまくったガムは、とうとう終点まで噛んでいましたよ。
苦くなっていないのかしら・・・?
既に美味しい筈が無く、何のメリットもないのに、顔面の皺という皺をご披露するはめになっているのに気が付かないのね・・・。
お洒落なお洒落な(奇抜ともいう)コートに、高価そうな(わからんちんな私だけど、高級感漂っているから多分ブランド品?)小さめのエンジ色の皮ボストンバッグ。
右手の皮の手袋を取ってバッグからハンカチを取り出した・・その指には!! なんと、重そうな金の指輪が三本の指にギッシリ・・・、幾つ重なっているのやら・・・、まるでこぼれ落ちそうな程の重量が見て取れる。
指は、真っ赤に燃えるような爪が綺麗に手当てされていて、お見事!
ハンカチで、沖縄の海のようなブルーに彩られた目を拭いてバッグに戻して再度手袋をするが、例の指輪のボリュームが引っ掛かってなかなか指が入らない・・・。
程なくしてまた手袋をごそごそと取りさり、またまたハンカチを取り出す・・・。
今度は口を横に曲げながら鼻の下を拭き、その手で何やら「手品師」のようなことをやり始めた。
ん・・?ハンカチの隅を尖らしてしごいている・・、あ、耳の穴に突っ込んだ!!
ごしごしごし・・・。
片方が終ると、ハンカチの別の隅を探し出してそこを尖らせる魔術師を再開。
そして、反対側の耳も ごしごしごし・・・。
それを交互に数回・・・。
ごしごし行為一回ごとに目の前に突き出して、耳○を ぱっぱっぱっと床下に落とす・・・。
爪の真紅が生き物のようにしなやかに宙を舞う・・・。
何も、こんなところでやらなくてもぉ〜! (+o+)
ほんっとにお洒落なコートをお召しだったから、不似合いな行動がいやに気になった私だった・・・。
あ、いや、これを読んで、もし「あれ、私のことを書いた?」とお思いの方がいらしたら、違います!
あなた様はそのような行為は断じてなさらないもっと素敵な方に違いありませんから・・・。 (~_~;)
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ミタ さん
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http://d.hatena.ne.jp/retoto/20090215/p1
昨日はバレンタインディ。
向かいに座ったかわいこちゃんが、にこにこしながら夢中でメールを打っている。
カレシとデイトの連絡かな・・・?
バッグの中には、手作りチョコレートが入っていたりして・・・。(^o^)丿
隣にすわったおばちゃま、何でそんなに気になるのか、のけぞりながら盛んにメールの文字を読もうと覗き込んでいる目が笑えちゃう・・・。
これこれ・・・。
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