昨日発送した、11月の声楽家のリサイタル用のドレスを試着したところ、全部ピッタリだった!!とうれしいお電話を頂き、ほっとした今日。
隔年ずっと続けていらしたこの「リサイタルシリーズ」は、25年前の最初からずっと携わらせて頂いたうれしい記念すべき行事!
銀座の「王子ホール」でのリサイタルは、いつも「ドレスと舞台がマッチしているかな・・?」と緊張しながら拝聴している。
今年のリサイタルのプログラムは随分前に頂戴していて、今回は、モノオペラ
「創世の神話」という書き下ろしの作品を「木下宣子」氏が彼女の為にお作り下さったという素晴らしい記念の舞台になる。
その、創世の神話の世界をドレスで具現化するために、ソプラノで謳い上げる松本圭子さんとイメージをいろいろ打ち合わせしながらの苦心のドレス。
これで肩の力が少し抜けた感じ。
リサイタルが終わる11月26日夜に、一部・二部の二着のドレスをご披露する予定。
覚えていて下さったらどうぞこちら「ことども」にいらして下さいませね。
日本の最高府で後進の為に尽力なさっている彼女の舞台に携わらせて頂くことは、本当にうれしくも光栄なこと。
今なお益々お若く美しい松本圭子さんは、お若い時から最高権威のあるコンクールで声楽の部で日本一に輝かれた素晴らしい方。
いつも、パンフレットのお写真にもMEMEドレスをお召し下さるので、嬉しいやら
有り難いやら・・で、ちょっと緊張する。
今回のパンフのドレスも、数年前にリサイタルでお召し下さったものの一枚。
今までの「銀座王子ホールでのリサイタル」でお召し下さった「MEMEドレス」を
ちょっとここでピックアップしてみましょう・・・。
この度のパンフレット用にお召し下さったドレス。
このお美しさで、どんなドレスでも着こなして下さるので、本当に感謝しています!
★★★
前のプログラム映像でお召し下さったMEMEドレス。
芸大の旧奏楽堂での由緒ある舞台でのリサイタルでお召し頂いたもの。
★★★
このドレスを作製中に、私が「ベル麻痺」になって10日間緊急入院・・・。
病院から許可を貰って点滴と点滴の合間を縫って自宅に帰り、仕上げた思い出の
ドレス。(≧▽≦)
この画像は、彼女とネットでデザインの打ち合わせをするために撮ったもの。
だから、仮縫い状態でちょっと左右が違っているのも面白い。
★★★
このドレスは、「水の流れ」がテーマのリサイタル構成だったので、清い水流と
飛沫をイメージして刺繍をしました。
★★★
・・・今、すっと出てきた画像だけ少し展示しましたが、まだまだまだまだ、
数えきれない程のドレス製作を楽しませて頂きました。
追々、またこちらで懐かしく思い出して見たいものです。
今日は、「創世の神話」のモノオペラのイメージドレスが完結したうれしい気持ちを書いてみました。
11月のリサイタルを楽しみにしています。