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MEMEの日々のことども

「裸婦デッサン」「舞台ドレス製作」「HP素材製作」「電子書籍発行」等の趣味と、80歳の老いへの想い

智恵子抄とエメラルドグリーン

昨日、NHKの「歴史ヒストリー」を見た。
高村光太郎と智恵子」を取り上げていたが、知らなかったこともいろいろあり、少し見方が違ってきた。

智恵子の絵への最初の躓きが、「グリーン」の色を使うことを戒められたこととは知らなかった。
裸婦の微妙な「影」の部分に、薄いグリーンを使うことで成り立っていた自分独特の絵の描き方を「下品だから辞めなさい」と注意されたことにより、自信を亡くした智恵子。
そこへ、「太陽をグリーンに描くのもその人の自由だ」というある人の意見を擁護して、高村光太郎が庇った事から彼らの物語が始まった・・というくだりは初耳だった。



実は、私の絵の先生(故人)がその「エメラルドグリーン」をとても好まれていて、どの絵にも「エメラルドグリーン」が使われてい、お弟子さんの絵も全て一目で「あ、あの先生のご指導を頂いている方だ」と分かるほどだった。



裸婦デッサンにかけてはかなりご功名な先生でいらしたので、そちらは19年にも亘るご指導を頂いた。
デッサンは、鉛筆など「モノトーン」で描き出すので「色」は関係ないものだった。

ただ、それと並行して同じ先生に一年間だけ習った「油絵」では、先生のご指導がどうしても「エメラルドグリーン」をご指名になることが多く、私としてはあまり心から賛同出来ず、つい自分なりの感覚で描いてしまった。

自分なりに「ご指導に従わないのはどうかな・・・」という気持ちも働き、ついに「油絵」ではなく「パステル画」の方に転向してしまったのだった。

そんな、「エメラルドグリーン」への葛藤があった私だったので、智恵子のエメラルドグリーンへの執着がとても興味深かった。


私は今もやっぱり、人肌の影はエメラルドグリーンではなく、暖色で描きたい。







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