MEMEの日々のことども

余生の日々を何で埋めていくか・・。 それが今の一番の関心ごと・・・。 願わくば「わくわくする」ことを拾って日々を埋めていきたい。 「HP素材を作成提供する」(素材の小路)、「舞台ドレスを製作すること」(ドレスの小路)、「デッサンの実力を極めていきたい」(MEMEのベランダ)、「電子書籍の発表」(MEMEの車中ウォッチング・パブー)などなど、まだまだやりたいことが山積! 80歳からの余生を如何に色濃く生きられるか・・が自分に課した課題。 それにはまず、体調を保持していかなくては・・と願っている。

薄紫のリサイタルドレス

さ〜て!!!
昨日の「銀座 王子ホール」での松本圭子さん の声楽リサイタル」のことを書きましょう!!!

二年に一度、定期的に開催していらっしゃる「リサイタル」。
思えば、松本さんのドレスを担当させて頂いてから、もう、21年にもなるでしょうか・・・。
お若かった(今もお若いですが)輝くような透明感のある美しい彼女は、どんな色・デザインでも最高に美しく着こなして下さり、本当に感動を下さいました。

第27回毎日学生音楽コンクールの全国優勝をなさり、芸大在学中には安宅賞を受賞、ドイツで研鑽を踏んだ実力者でもある彼女は、ご結婚・子育ての間は勿論、手が離れてからの本格的なご復活は素晴らしいものでした。

丁度その頃、ふとしたご縁があり、松本さんのドレスをお作りするようになった私。

あれから早や20年余・・・、ちっともお年を召さない・・いや、ますます美しく研ぎ澄まされたようなお姿とお声で、こうしてリサイタルを継続していらっしゃるお姿を拝見拝聴していると、本当に感無量でした。

また、今回伴奏と独奏を担当なさった「山形明朗氏」の、寄り添うような絶妙なピアノ捌きには特別な才能を感じました! (帰途の家人との会話でも同じ意見でした!!)
良い伴奏者に恵まれた今回のリサイタルも、満員の観客席からのため息でその素晴らしさを実感しました。

さて、そのリサイタルのドレスについて・・・。


          
こんな感じで「モーツアルト」「R,シュトラウス」を歌いましょうか・・とドレスのイメージを相談。

            
「3つのオフィーリアの歌」の場面ではこんなシフォンの風になびくような羽織るものを・・・

とご相談していたところ、オフィーリアは同じ形態のドレスで普通に歌うことに変更。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
休憩・ピアノ独奏があって、第二部へ・・・。

二部は、「金子みすずの詩による・・・」(増本伎共子氏)と「万葉の愛」(朝岡真木子氏)・・・と、独自の感覚で作曲なされた日本の詩という構成だったので、同じドレスに少し変化を付けて着用することに・・・。

                        • -

で・・・、

お待たせしました!

一部のドレス ↓
           

二部のドレス ↓

         
(画像が見つからないので、デザイン画を流用・・、実際は一部で付けていたフリルを外し、このオーガンジー部分を摘まむのを左に施しました!


兎に角、お召しになった舞台の「透明感」「薄紫の幻想的なざわめき」「スワロフスキーの煌めき」に歌声が重なり、何重にも空気を震わせた幻想的な世界をお見せできないのが残念です!!!

今年のリサイタルも終わってしまいました・・・。
二年後はどんなリサイタルになるのでしょうか・・・。

実は、二年前のリサイタルのドレスを縫っている時に襲ってきた私のハプニング「ベル麻痺」・10日間の緊急入院・・という騒ぎで、やっとのことで間に合わせたドレスはこちらのシックなドレス。  ↓

            

        

             

結局、「顔面右半分麻痺」ということでリサイタルには出かけられなくて、素晴らしく着こなして下さっただろうと想像しながらその日を過ごした・・という悲しい過去でもありました。
でも、演奏後のお写真で、見事にイメージ通りに清々しく着こなして下さったのを拝見して、安堵の胸をさすった思い出も・・・。


現在、芸高で後輩の指導に当たっていらっしゃる松本さん。
これからも素晴らしい歌声を・・・と願って止みません。


本当に、本当に素晴らしいリサイタルでした!!! (マチネー)


して・・して・・・、

何を隠そう・・・、先日お作りしたウェディングドレスとお色直しは、彼女のお嬢様のものでしたぁ〜!!

        

              

        

               

          

                 

ご幼少の頃から存じ上げていたお嬢様のウェディングドレスをお作りする・・・、不思議な特別な喜びでした。

こんな感慨を頂けるのも、ドレスを作り続けて来たご褒美かな・・?と、うれしくなりました!






.