毎週月曜日の夜9時から、 BS4 の、「こころのうた」という番組を欠かさず見ている。
「フォレスタ」というコーラスグループ(女性5人・男性6人)が紡ぎ出すハーモニーの美しさと、懐かしい叙情詩の歌詞をしんみりと聞くひと時は、何にも代えられない熱い時間。
昨日も懐かしい歌声を堪能した。
その中の、の「すずかけの径」(灰田勝彦)を聞いていて思い出した・・・。
そう・・・、もうあれから五十余年経つのね・・・。
私は当時花の高校生。
お下げ髪を長く結い、紺のサージ(今の人は分からないかな?)の襞スカートをなびかせて颯爽と春風の中を歩いていたあの頃・・・。(・・・は?)
颯爽と・・かどうかは兎も角、取り敢えず乙女だったことは確か。
校庭には大きなすずかけの木があり、休憩時間にはその木陰に座ってみんなで笑いさざめいていたものだ。
そして始業のチャイムが鳴り、三々五々教室へ・・・。
と・・・、そこで気が付いたことが・・・。
制服の襞の中に・・・! え〜っ!! 襞の中に何かいる・・・!!! (*_*;
何か「もりっ」としたものが動いている・・・・!!!
きゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
ぎゃお!
そこでストリップ劇を開催した私。
叫びながらスカートを脱ぎ捨て、机の下に潜り込んでひーひー。
やだ! もう、先生が教室に入っていらっしゃる時間!!!
・・・と、誰かが脱ぎ捨てたスカートをむんずと掴むと、窓をガッと開け放ち、バスッ!バスッと大漁旗のように振って、「もりっ」としたヤツを振り捨ててくれた!!! (>_<)
あ・ありがとぉ〜〜〜!!! 涙!
ストリップは終了。
慌てて着用したと同時に先生が入っていらして・・・、事なきを得たのであった。 (=_=); ほっ
今、どなたが「大漁旗」振りを実行して下さったか全然思い出せない・・・。
本当に、本当に、本当に、 ありがとう!!!!
その後すぐに授業が始まってしまったので、授業が終わった時にはストリップの興奮も覚めていて、しっかりお礼を言わずに過ごしてしまったのではないかと、今、心が痛い。
ほんとに、ほんとに、ありがとう!!!
それにしても、折角ロマンチックな歌を聞いて至福の思いをしていたのに、どうして私ってこういうことを思い出すのだろう・・。 ばか!
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