MEMEの日々のことども

日々の星屑を拾って書き残そう・・、そんな「85歳」。  HP「素材の小路」「MEMEのベランダ」(裸婦デッサン等)「MEMEの便箋」「ドレスの小路」「けいの部屋」など。

「けいの部屋」

母が亡くなって早5年・・・。

http://d.hatena.ne.jp/retoto/20070207

上のURLは、その日のことを「ことども」にしたためた一文・・・。




(「母子像」  けい)



70歳で連れ合いを亡くした母「けい」の晩年の心の拠り所・・・独学で始めた「油絵」と「短歌」・・・。
その作品をまとめてHP【けいの部屋】を立ち上げた私だったが、その母が98歳の寿命を全うしてからというもの、何とか全編をリニューアルして残して置きたいと思いつつ、そのまま手を加えることなくここまで来てしまっていた・・・。




「けいの部屋」  ↓

http://rurikoha.web.fc2.com/kei/


遠い新潟の実家で余生を送る母に、寄り添うように毎日陰から支えてくれていた兄一家


毎日絵と向き合い、その絵を描くに至った心情を「短歌」にしたためる・・という、充実した毎日を送っていた母も、
90の歳を数える頃から徐々にそんな日常から離れるようになってしまった。

そして、「自分がだんだん壊れて行くような感じがする」という言葉で【老い】を表現することが多くなっていった。


私の処に「HPを読んで感動しました」という嬉しいお励ましの言葉を頂くと、直ぐにメールで兄嫁の処に転送し、印刷して母に渡して貰うことで少しでも心浮き立って欲しいと思った日々。
そのうれしいお励ましのメールを読むと、母は大切な「宝箱」に一枚一枚収納して時々出しては読み返していたそうだ。


そんな「うれしいメール」が、昨日私のところにまた届いたのだった!!!!!!

短くではあったが「感動しました!」とのメールを読んでいる内に、あの頃必死の思いで母に届けていたうれしいメールを思い出したことだった。

奇しくも、2月7日の5年目の命日を過ぎたばかり・・・母のHPを読んでこうしてお心を寄せて下さるお方がいらっしゃるなんて、私も少しは母に孝行出来たのかな・・?と、とてもうれしかった。


しか〜し・・・その「問題の」HP・「けいの部屋」はといえば・・・、もう、お恥ずかしい限りのハチャメチャの文のまま放置してあるもの・・・。 (~_~;)

段々老いて行く母の様子を「継ぎ足し」「継ぎ足し」で書き加えて行き、日にちの順番も分からない程に乱れたまま。


あの頃の辛い思いに立ち返るのに物凄い勇気が要り、なかなかリニューアルの手が入れられない自分が居ます。



でも、もう5年も経ったのだから、ちゃんとマトモなHPにリニューアルして自分に返そう・・・。
そんな気持ちにさせて頂いた昨日のメールでした!


「shimon」さま!   

ありがとうございました!!!!!